前回の記事より、ハーブ健康本舗(以下ハーブ)の新たな看板商品として発売中の薬用オールインワンジェル『SIWA-KC(SIWA KAIZEN CARE)』、着るタイプのシボヘールシリーズ『シボヘールダイエットインナー』の開発メンバーに登場してもらい、その商品づくりの舞台裏をご紹介しました。

今回はその続編ということで、引き続き開発メンバーのふたりに話を聴きながら、販促ツール上はなかなか語られることがない、ハーブの商品開発として働く日々や感じていることを、余すところなく話してもらいました。

画面左が竹原、右が宗像

商品開発 竹原:『SIWA-KC』開発者。前職から健康食品・化粧品の開発に携わってきたベテラン。
商品開発 宗像:『シボヘールダイエットインナー』開発者。竹原同様、前職から商品開発をしており知識が豊富。

「売れる商品づくり」にこだわる!ハーブでの商品開発はどんな感じ?

― 実はおふたりは前職から商品開発を経験されているので、商品開発に関する知識が深いかと思うのですが、ハーブでの商品開発は前職と何か違うところはありますか?

竹原:
業務の幅が広いと感じています。前回も話した通り、ただ商品を作ればいいのではなく、“売る”という視点をすごく重視しています。業務としても、商品開発で新商品開発の準備を進めつつ、商品販売ページや商品パンフレットのラフ作成が私たちの仕事の範囲になっているんですね。最近では広告用のWEBページやバナーまで作りました。前職、前々職と商品開発の仕事を続けてきましたが、販促物まで手掛けたのは人生で初めてです。

― 商品の特徴を知っているだけでなく、お客様の目線で魅力的に感じる表現にするというのは、商品開発とはまた違うスキルですよね。

竹原:
そう、全然違うんです。商品づくりには自信がありますが、お客様に伝わらなくては意味がありません。自分が作ったものを一度手に取ってもらうために、魅力的に表現するためのライティングの勉強は死に物狂いでやりました。広告ページのラフ作成で褒められた時は、素直に嬉しかったです。やっぱり商品特徴だけ載せていても商品は売れないので、広告づくりに携わることができる環境であったこと、そして広告づくりを勉強したことは、決してムダではなかったと感じています。ものづくりだけでなく、売ることも想定して企画を練っていきたい方は、ハーブの価値観と合っているんじゃないでしょうか。

― 仕事環境に適応し、努力の末新たな知識を吸収されたのですね。宗像さんはどうですか?

宗像:
私も入社時に、売る視点での考え方が強いことを感じていました。企画段階から売る表現を検討し、その上いろんな法律の観点を意識しているのが驚きでした。もちろん健康食品を販売する上で法規制に則った表現が求められることは知っていましたが、開発者も法の知識をもって、広告で商品のベネフィットを何と表現できるのかを真剣に突き詰めていくところも、ハーブの特徴だと思います。

― はなっから“売れる商品をつくる”ことを考えているからこその特徴ですよね。

宗像:
法規制でいくと、『シボヘールダイエットインナー』の表現も結構悩みました。いままで健康食品は作ってきたものの、雑貨を開発するのは初めてでしたので、表現する上でどんなルールが敷かれているのかを勉強しながら資料作成していました。

― ふたりとも勉強熱心ですよね。率直に感じたままお伝えしますと、商品の開発をスピード感もって高い品質で推進しつつ、ライティングや法的表現に留意して販促ツールまで作るのって、業務量的に絶対大変だと思うんです。何がモチベーションになっているのですか?

竹原:
確かに大変だなと思う時は多いです。モチベーションとしては、良い商品を作ったらちゃんとテスト販売に挑戦してもらえるところかなと思います。普通の会社では、新規販促を実施するまでのハードルが高くて、良い商品でもなかなか挑戦してもらえないケースもあるんですね。ハーブは踏み込む判断、拡大する判断スピードが早いので、そこは安心しています。自分の作った商品を売ってもらえて、お客様が使ってくれるのって、やっぱり商品開発冥利につきますよ。

宗像:
竹原さんと似ていますが、短期間でここまで新商品を開発させてもらえるのはやっぱり嬉しいです。過去、せっかく企画を考えたのに、商品化までたどり着けなかった経験もあるので、商品が完成した時の喜びはひとしおです。

竹原:
宗像さんの話を聴いていてひとつ思い出したけど、ハーブは踏み込む判断、拡大する判断が早い分、辞める判断も早いんですよ。新商品企画の準備をしていたら急に優先順位が変わるなんてこともあります。

― 急発進、急ブレーキ!取り組んでいたことが白紙に戻る悲しみはすごく理解できます。会社判断、と言えばそうなのですが、開発者も人間ですから、悔しいものは悔しいですよね。

竹原:
これは課題でもありますが、経営者が何の情報をもとに判断をしているのか、理解することが大事だと常々思っています。感覚ではなく、判断に至った経緯を共有し、学んでいくことで、経験値をためていきたいですね。

『SIWA-KC』『シボヘールダイエットインナー』に託す想いと、求める働き方

― インタビューの締めとして、未来のお話をしましょう。「売れる商品をつくる」ことへの感度が高いハーブの商品開発であるおふたりだからこそ伺いたい質問ですが、『SIWA-KC』『シボヘールダイエットインナー』を今後どんな風に売りたいでしょうか?理想の展望などあれば。

竹原:
ハーブの経営ビジョンが全てだと思っています。『「ユーモア」と「品質」を磨き、世界でいちばん強いファンをつくろう』。商品開発として目指すべきはここで、お客様に長く、強く愛されるブランドとなることが一番大事。化粧品でそれだけの地位を築こうとすると、少なくとも30億円規模の売上をどれだけ早期に作れるかがカギになるので、売上貢献できる商品情報やラインナップ展開を引き続き検討していきたいです。「『SIWA-KC』がないとダメ!」「別の商品に浮気したけど結局戻ってきちゃった」そんな風に思われるブランドにしたいですね。

宗像:
『シボヘールダイエットインナー』は ワイヤーがなく着心地も良いので、今まで着圧系のインナーを着る機会がなかった方にもオススメしたい商品なんです。たくさんのお客様に使っていただくことで、シボヘールシリーズを知っていただくきっかけを作りたいと思っています。このインナーを手にしたお客様が、ご自身のライフスタイルに合わせたシボヘールシリーズ商品を組み合わせて使っていただくことで、より高い価値を提供したいです。

― 開発してそれっきり、ではなく、「こんなブランドにしたい」「こんな方に使ってほしい」という強いメッセージが、おふたりの言葉から感じられます。

竹原:
たくさんの人に必要とされることが、商品の何よりの価値ですよね。せっかく開発したのに、お客様に手にとってもらえなかったら、相当凹みます。実際いまだに、自分が開発した商品の発売日前日は、緊張で眠れないんですよね。

宗像:
商品開発として、自分が作った商品が売れるのは本当に嬉しいものです。以前社長に「お客様に支持されない、売れない商品をつくるのは、ゴミを量産するのと一緒」と言われたことがあったのですが、ゴミを作るのなんてイヤじゃないですか…。

― イヤですね…。こう考えると、徹底した顧客視点であったり、売ることに特化した企画の考え方だったり、すべてが“お客様のお手元に届ける”ことに繋がっているように感じます。商品のことについて聴いていましたが、おふたり自身は将来こんな風に働きたい、等の想いはありますか?

竹原:
そうですね…やっぱり商品開発の仕事って自由な発想をしないと良いアイデアが出てこないので、忙しいながらもタスクに追われるのではなく、楽しみながら仕事をしたいというのが素直な想いです。私は、自分でたてたマーケティングの道筋が、仮説通りに正しく進むのかに強い関心があって、今後も「こうすると売れるんじゃないか」と頭で常に考えながら、楽しく仕事出来ればと思っています。

宗像:
私は商品の企画をたてる段階で、コンセプトに見合った商品をつくるには、どういう素材を使ってどういう配合をすればいいのか、そうすると価格はこのように調整できるのではないか…と、自分がもっている知識をフル稼働させて商品の企画を考えていくことに面白さを感じています。竹原さんの話にもある通り、そこを楽しんで仕事していきたいです。

― 素敵なコメントありがとうございます!商品をひとつ生み出すまでにやることが山ほどあり、マルチタスクで進行していくのはなかなか大変な面もあるかと思いますが、今後ともハーブの看板を担う素晴らしい商品の開発をよろしくお願いいたします。

おしまいに

商品開発におけるこだわりの仕事内容、そして開発者の想いを、2部構成にわたってお伝えしましたが、いかがでしたでしょうか?

「すごいの出そう」をミッションとして、常に頭をひねって考え抜く商品開発の実情を少しでもお伝えできていましたら幸いです。

※[商品開発]の仕事内容はコチラにもまとめています。

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