事業推進の重要ポジションから縁の下の力持ちまで、これまでブログでご紹介していなかった“すごい仕事”や“すごい人”をご紹介する「ハーブ健康本舗 ㊙のお仕事」シリーズ。

シリーズ第1弾は、数が多く複雑な商品&オファーの販促を実行する上で、関係各部署と連携しながら企画の実現に大きく貢献している、事業を推進するエキスパート2名をご紹介しました。

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>>㊙のお仕事 第1弾<<

シリーズ第2弾となる今回は、事業責任者として活躍する、会社の成長&事業推進のキーパーソンにインタビュー!

お客さま支持ナンバー1のグローバル企業を目指すハーブ健康本舗は、たくさんのお客さまに喜びと感動を提供するため、強固な組織づくりを進めています。部門間で連携し大きな成果を出せる組織体制を基盤に、これまでにない斬新なアイデアを事業として具現化し、たくさんのお客さまに日々アプローチしているのです。

そんなハーブ健康本舗の組織づくり・事業立ち上げに関わっている事業責任者・三浦に、日々の仕事内容やはたらく上で大切にしている価値観を聞いてみました。

事業責任者 三浦
2023年3月よりハーブ健康本舗の事業責任者に着任。オフライン部門・カスタマーサービス部門を中心に各部門の組織マネジメントや、新しい事業の立ち上げを推進している。

リーダー育成にメンバーとのコミュニケーション…会社の成長に直結する組織マネジメント

― 「事業責任者」と聞くと、超重要ポジション!という漠然としたイメージがあります。普段はどのようなお仕事をされているのでしょうか?

三浦
直販事業のマーケティング本部全体を統括する立場として、組織マネジメントに取り組んでいます。責任あるポジションを任せていただいているので、気を引き締めて仕事に打ち込む毎日です。全体の統括と併せて、テレビCMをはじめとしたマスメディア広告の制作・媒体選定を担うオフライン部門と、社内のコールセンターを運用するカスタマーサービス部門の責任者を兼任しており、各部門の課長・メンバーと密にやり取りをしています。

各所の定例会や目標の進捗ミーティングに参加し、実績の変動やメンバーの取り組みを把握しながら、必要に応じて軌道修正したり、改善に向け一緒に取り組んだりするのが仕事です。併せて、各部門の状況を正しく会社に報告しています。永松社長には適宜お時間をいただき、進捗を報告しつつ、中長期的な改善に向けての提案・相談を進めています。

― 会社のリーダーとして組織を引っ張り、改善していく仕事なのですね。組織マネジメントという言葉が出てきましたが、具体的にはどのようなことをするのでしょう?

三浦
組織マネジメントの大きな取り組みのひとつが、次世代のリーダー候補の輩出です。メンバーにはたらきかけながら、部門の成果に責任をもって前進してくれるメンバーの育成や、リーダーがはたらきやすい環境づくりを推進しています。

現在の組織図では、部長や課長といったリーダーポジションに空き枠があります。新たな採用活動で人員自体を増やすことも重要ですが、ハーブ健康本舗の価値観・組織文化を継承して組織力を向上していくには、在籍しているメンバーからリーダ―ポジション候補を輩出することに、非常に価値があると考えているんです。

― なるほど!リーダー候補輩出というと、直近の記事にも取り上げた「マネジメントカレッジ」が印象に残っています。これも取り組みの一環なのでしょうか?

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>>マネジメントカレッジ<<

三浦
そうです!今年の3月より、在籍しているメンバーのマネジメントスキルを向上し、将来的に組織のリーダーポジションとして活躍してほしいとの思いで、中長期的な育成研修のプログラムを開講しました。参加メンバーは、研修内で積極的に質問したり、さっそく部署内でのコミュニケーションを見直したりと、前向きに取り組んでくれています。

育成・研修の取り組み以外にも、会社が次の成長段階へ進んでいくために、組織体制の見直しや事業を効果的に推進していくための権限移譲をどんどん進めています。ちょうど明日、社長にミーティングの時間をいただいていて、会社が中長期的に成長する上での体制にまつわる懸念についてディスカッションをする予定なんですよ。

リーダー候補の輩出に加えて、メンバー一人ひとりがスキルを磨き、活躍できる職場環境づくりに注力しています。ハーブ健康本舗に所属するメンバー全員が会社の基本的価値観を体現し、前向きにはたらいてほしい。そんな思いで、“ハーブ健康本舗らしくマネジメントする”ことを意識しながら、日々メンバーとコミュニケーションを図っています。

― メンバーへのアプローチは、リーダー育成とまた違うアプローチが必要なのではないかと思うんです。一人ひとりと向き合う中で、大切にしていることはありますか?

三浦
マネジメントをする責任者と現場の最前線ではたらくメンバーとでは、認識の違いから距離が生まれやすくなります。メンバーの存在が遠くならないよう、私が関わっているオフライン部門やカスタマーサービス部門のメンバーとは、直接対面で時間をもらい、面談をしているんです。会社・部門の責任者・メンバー、それぞれの立場をつなぐハブの機能を果たせるよう、コミュニケーションを密にしています。

私が面談をする上で、各部のリーダーポジションのメンバーには「部門内で活躍してもらえるよう、一人ひとりのはたらくモチベーションを高めた状態にします」と宣言しているんです。メンバーへのリスペクトの気持ちを素直に伝えながら、メンバーが困っていること・仕事をする上で感じていることをヒアリングしつつ、会社・責任者サイドの思いをしっかりと発信するよう心がけています。

― 事業責任者ときくと、リーダーとしてチームメンバーに指示をしたり仕事を管理したりするイメージが強いのですが、三浦さんは一人ひとりをちゃんと意識したマネジメントを実践されているのですね。

三浦
私のマネジメントは、もしかしたら永松社長の影響を強く受けているかもしれません。社長職は日々忙しく、メンバーとじっくり話す時間が取れないのが一般的ですが、永松社長はメンバーの話を最後まで聞くことを徹底してやっているのが本当にすごくて。一方的に解決策を押し付けるのではなく、最後まで本人の話に耳を傾け、本人自身で決定させることを徹底する姿勢は、マネジメントの重要なポイントだと思います。

事業のヒントを汲み取り形にする。事業責任者が大切にすべき価値観とは?

― 三浦さんがハーブ健康本舗の事業責任者に着任されたのは、2023年の3月でしたよね?

三浦
そうですね、ハーブ健康本舗で仕事をはじめて、2年半が経ちました。おかげさまで毎日楽しく仕事に取り組めています。通販事業をはじめ、これまでさまざまな仕事に関わってきましたが、ハーブ健康本舗ではたらいているいまが最も学びが多く、充実しています。

全社員に配布される冊子に
クレド(行動理念)を掲載している

ハーブ健康本舗ではたらくようになって、私が衝撃を受けたことのひとつが、伝えたい価値観を詳細なレベルまで文章化し、社内共有している点なんです。行動指針をまとめた「クレド」は、全社員向けのものに加えて、リーダーズクレドという経営者・部門長を目指すメンバー向けの指針がまとめられています。視座をわけて、自分に必要なスキル・価値観を徹底して落とし込んでいるのは、ほかの会社にないすごさです。

加えて、共有されている言葉がものすごくわかりやすい。永松社長はよく「子どもでも理解できる文章を」と話されます。どのようなお客さまにもわかりやすく魅力的に伝わるセールスライティングを武器に、長年業界で実績をつんできた社長だからこそ、価値観の言語化がここまでのレベルで実現しているのだと思います。

ハーブ健康本舗の創業者である
代表・永松

― ハーブ健康本舗の代表である永松社長が度々お話に登場しています。事業責任者は社長との距離が近いイメージですが、社長とは頻繁にやり取りがあるのですか?

三浦
そうですね、適宜お声がけさせていただくのに加えて、月に1回はお時間をいただき、設定いただいた目標の進捗をご報告しています。事業責任者として各部門の結果目標を管理したり、メンバー個人の面談を通じて目標達成をサポートしたりしている私ですが、全社目標達成のため、私自身に課せられた目標もあるんです。

進捗の報告に加え、このミーティングでは、社長が私に期待していることをお話していただけることがよくあります。事業責任者である私に求められている役割のひとつは、社長がふと発したひと言や胸の内にある想いを汲み取って、形にすることです。社長の言葉は事業として花開くヒントがたくさんあります。実際に社長のアイデアを新規事業の柱にすべく、テスト販促を実施しているものもあるんですよ。

社外秘なのでつまびらかには公開できかねますが…一度ハーブ健康本舗の商品をご愛用いただいたお客さまの中でも残念ながら継続に至らなかった方を対象に、これまでにない画期的な方法でお悩み解決に向けアプローチする取り組みを、今年の3月からテスト的に開始しました。コールセンターにもご協力いただき、拡大できる方法を日々検討しています。

現在取り組んでいる国内外の直販・卸事業をより強固にしていくのはもちろん、グループとしてさらに飛躍するには、新規事業の発足が急務です。常に斬新なアイデアを創出し、一早く準備を進めています。お話した離脱したお客さま向けの事業以外に、もうひとつ全社的に検討を進めている事業もあって…日の目を浴びるのが楽しみです。

― 会社がさらに成長するための新規事業のスタートにも、三浦さんの仕事が大きく関わっているのですね。組織マネジメントに事業立ち上げ…たくさんの仕事を進める中で、大切にしていることがあれば教えていただきたいです。

三浦
仕事をする上で一番大切なことは、素直さだと考えています。会社の行動指針にも明記されている素直さは、ハーブ健康本舗の原動力です。何事も素直な気持ちで吸収しようとする姿勢が、メンバーの一人ひとりに自然と身につくことで、学び・気づきが多くわからないことを素直に言える職場環境が実現するのだと常々感じています。

もちろん、時には遠慮せずに発言・発信しなければならない場面もあります。伝えるべきことはきちんと伝えつつ、相手への配慮も忘れない。過去の経験や慣習にとらわれずに、自身の課題を受け止めて改善する。相手のアドバイスに耳を傾け、感謝ができる。強さとしなやかさ、場面によりトーンを変える柔軟なコミュニケーションは、はたらく上で重要な要素だと考えています。

― 確かにハーブ健康本舗のメンバーは、ちゃんと自分の課題と向き合い、改善のため努力する真面目なメンバーが多いですよね。素直さという原動力を武器に、みんなで目標達成に向けて前進していきたいですね!

三浦
本当にその通りだと思います。単純に日常の業務をこなすだけでは、現在掲げてる3ヶ年計画、年商180億円の目標達成は厳しい状況です。だからこそ、いままでにない斬新なアイデアを具現化し、これまで以上のお客さま満足をご提供して、在籍しているメンバー全員で年商200億円台の景色を見たいと考えています。

業績を伸ばそうとするあまり、がむしゃらに仕事量を増やしても、組織力の向上にはつながりません。個々が活動量をあげるだけでは、ただただ疲弊して組織力がさがる一方です。だからこそ、やらなくてよいことを手離す判断ができるか、そしていますぐにやるべきことを誰よりも早く着手できるかが、今後ハーブ健康本舗が成長していく上で重要な鍵だと考えています。引き続き、組織力強化に貢献できることはすべてやり尽くしていきます。

強固な組織づくり&未来を見据えた事業の推進。全員で次のステージへ進もう

3ヶ年計画で掲げた年商180億円の達成と、会社の中長期的な成長に向けて、強固な組織づくりと新規事業の立ち上げを同時に進めるハーブ健康本舗。

その舵取り役を担う三浦のインタビューを通じて、責任あるポジションではたらく上での覚悟や仕事の矜持を知ることができました。

次世代に活躍できるリーダーの育成と、メンバー一人ひとりの声に耳を傾ける丁寧なコミュニケーションにより、現場の力が最大限に引き出され、組織としてどんどん成長しています。また、創業者である代表の想いを汲み取り、未来を見据えた事業へと昇華させる姿勢からは、真摯な情熱が感じられました。

「素直さ」を原動力に、誰もが前向きに挑戦できる環境で、ハーブ健康本舗メンバーは常に前進しています。

さあ今日も「すごいの出そう」。

2025.7.23

著者:住吉
2012年にハーブ健康本舗へ入社、以後10年近く社員として在籍。2022年2月より独立し、現在は外部の立場からハーブ健康本舗を見つめ、ブログを通じて情報発信をしている。