ハーブ健康本舗は2023年より、東京・乃木坂に事務所を新設しています。お客さまの美と健康を支え続ける企業として、今後の事業拡大を見据え、関東圏に拠点を設けました。

最近では、乃木坂オフィスを拠点に仕事をしているメンバーが少しずつ増えました。また、出張で東京にきた際の業務スペースとして、多くのメンバーが活用しています。資料の整理や緊急のWeb会議…いつもと勝手が違う出張先でも、パフォーマンスを落とさずに仕事ができるのが魅力です。

稼働して数年が経つハーブ健康本舗の乃木坂オフィス。勤務しているメンバーは、どのようなはたらき方をしているのでしょうか?

東京に勤務しながら、ハーブ健康本舗の海外事業を牽引するメンバーのひとり・何桜にインタビューを敢行しました。

海外 何桜
2020年7月より入社。海外事業の部門に所属し、中国での販促展開をメイン担当として活躍している。

オンラインを駆使して福岡チームと連携!乃木坂オフィスのはたらき方

海外事業を牽引する何桜は、乃木坂オフィスではたらくハーブ健康本舗メンバーのひとり。東京を拠点に仕事をしながら、月に1回は福岡オフィスにも顔を出しつつ、海外事業のメンバーと連携しながら仕事にあたっています。

何桜
私は海外事業の部門で、さまざまな媒体を通じた販売・運用を担当しています。旗艦店※1として出店している抖音(ドウイン/douyin)※2の販売を推進するのがメイン業務です。新商品のプロモーションを積極的に実施していくほか、知的財産権※3の対応をはじめ、海外で販売する上での法的なケアも行っています。

※1 複数店舗をもつ企業の、ブランド発信の中核となる重要な店舗のこと。
※2 中国で多くの人に利用されているプラットフォームのひとつ。中国版のTikTokで、ショートムービーの視聴利用が多い。
※3 開発した新商品や産業利用可能なアイデアなど、人がつくり出した財産的価値のあるものや情報に属する権利。海外で販売活動を展開をする上で適切な措置をとる必要がある。

時刻は8時50分。普段から定時より早めに出勤をしているという何桜。朝一番に事務所にきて、きちんとタスクの整理をしてからその日の仕事をはじめるのが日課です。

9時40分からは、海外事業のチームメンバーとの朝礼がはじまります。毎朝オンラインで参加し、福岡オフィスの5階・会議スペースにいるメンバーと、日々進捗確認を行っています。朝礼からそのまま部署のミーティングへ以降。この日は10時30分頃まで打ち合わせが続きました。

何桜
昨日の進捗状況に加え、それぞれの領域で実績の変動やイレギュラー対応がないか、細かく確認をしています。海外市場は変化が激しく、かつ対応が遅れることが致命傷になりかねない事業です。それぞれが担当している領域で抱えている問題を全員でシェアし、即対応する体制を整えています。

ミーティングでは、税関の対応や為替の情報など、海外事業ならではのトピックが飛び交います。コロナ禍を契機に浸透したリモートワークは、場所の制限なくはたらけるため、海外事業のメンバーにとってはうまく機能しているようでした。

社内のミーティングを終えた後は、何桜が担当している中国の販売企画の準備へ。中国語版のランディングページ※4を用意したり、媒体へ提出が求められている販促資料を準備したり…国内事業と違った内容・スピード感で、着々とタスクをこなします。

※4 Web上の検索画面やバナー広告の遷移先として設定するWebページのこと。広告・検索といったアクションを経由して、ユーザーが最初に訪れるページを指す。

日によってはパートナー企業である取引先に連絡し、販促結果を共有したり、今後の施策の運用方針について議論したりすることもあるそうです。また、販促企画によっては出荷量の桁が変わる場合もあるため、福岡オフィスの生産・在庫管理部門と連携し、発注ボリュームのすり合わせを適宜行なっています。

何桜
やることがたくさんあり忙しいですが、充実した毎日を過ごしています。オフィスの屋上にはバルコニーがあって、ひと休みしたり気分転換におすすめなんですよ。天気がいい日は、お昼休みにちょっと外に出て日光浴をしながら、気持ちをリフレッシュしています。

リモートワークを駆使し、社内外で密にコミュニケーションをとりながら、即時対応を求められる海外事業のタスクをこなしていく何桜。福岡との実質的な距離を感じさせないほどスムーズにはたらいている姿が印象的でした。

東京勤務はさみしい?東京⇔福岡を往復するはたらき方の本音

福岡と東京を行き来しながら仕事をする何桜。東京勤務の様子に密着!2拠点で仕事をする難しさや、東京ではたらく魅力を聞きました。

― 東京でのはたらきぶりを取材させていただきましたが、何桜さんは定期的に福岡の事務所にも顔を出して、2拠点ではたらいているんですよね?

何桜
はい、普段は東京オフィスで勤務していて、月に一度は福岡の本社に出張する、という生活を送っています。福岡メンバーと対面で会う頻度は少ないですが、ZOOMを使って日常的にやり取りしているので、あまり距離を感じることはありません。毎朝のミーティングを通じて状況をシェアしながらはたらいています。

― 確かに、リモートワークでしっかりとコミュニケーションをとって仕事を進めている姿が印象的でした。

― 関東と聞くと、やはり都会的なイメージがあります。実際にはたらいてみて、東京のオフィスについてどのような印象をもっていますか?

何桜
オフィスがある乃木坂は、交通アクセスがよい場所です。東京メトロ千代田線を使えば都心にすぐアクセスできますし、少し歩けば六本木や赤坂駅もあるので、急な打ち合わせが入ってもスムーズに移動できます。

都心に近い一方で、乃木坂は閑静な住宅街でもあり、治安がよくて安心して暮らせます。静かで集中しやすい環境なので、オフィスで仕事に集中できるのが嬉しいです。自分のペースで仕事を進められるので、かなり捗ります。

― 利便性がありつつ、治安の良さもあるのは、嬉しいポイントですよね。福岡事務所に比べると、人の数はどうしても少ないですが、寂しくなったりはしませんか?

何桜
寂しくはないです(笑)。福岡メンバーとは定期的にミーティングをしているので、コミュニケーションをしっかりとれているように感じています。また、東京オフィスではたらいているメンバーや、出張でやってきた他部署のメンバーとも頻繁に顔を合わせるので、事務所内がにぎやかなときも多いんです。

同じビルに入っている他の会社ではたらいている皆さんとも、ビル内でお会いしてたまに雑談したり、ときには情報交換したりすることがあります。新鮮な話が聞けて面白いです。交流イベントも時折開催されていて、以前はビルの人と屋上でピザパーティーが開催されました。私は仕事の都合で参加できなかったのですが、タイミングが合えば顔を出そうと思っています。

― それは楽しそう!

― 東京と福岡の2拠点で活躍している何桜さん。実際にはたらく中で、東京勤務だからこそ感じるメリットはあるのでしょうか?

何桜
現在お付き合いのあるパートナー企業の多くが、東京や上海に本拠地を置いているんです。直接顔を合わせてお話していると、市場の最新情報が非常にスピーディーに動き、東京がビジネスの中心地なんだということを実感します。担当者の方と頻繁にやり取りしやすく、ほしい情報を誰よりも早く手に入れられるのは、東京ではたらく大きなメリットです。

直近は、中国でのSNS販促においてトラフィック※5を伸ばしていくことと、取り扱っている商品の知名度をあげることに力を入れてます。ハーブ健康本舗のファンを世界中に広げていくためにも、まずはブランドのよさを認知してもらえるよう、パートナー企業と信頼関係を築きながら積極的に行動していく所存です。

※5 特定のSNSの投稿・広告を経由したデータ量のこと。どれだけのユーザーが訪れたかを測る指標。

― 東京だからこそできる、社内外で連携した強固なチームワークが、海外事業をパワフルに後押ししているのですね。最後に、何桜さんご自身の今後の目標・目指すビジョンなどあれば教えてください。

何桜
各地のパートナー企業とスピード感をもってやり取りができればと思い、実は最近、英語の勉強を再開したんです。長い間放置していて、ほとんど忘れてしまったので、もう一度基礎からやり直したいと思っています。せっかく東京というパートナー企業との距離が近いところではたらけているので、折衝交渉で現地の担当者とコミュニケーションをとりながら、施策実行をさらに加速できるよう頑張りたいです。

将来的には、私たちハーブ健康本舗の価値を、日本発のブランドとしてアジア全体に広げていきたいと考えています。日本品質は海外事業における大きな強みです。現在たくさんのお客さまにご愛顧いただいているドッカンシリーズでも、新商品展開の検討を急ピッチで進めています。信頼されるブランドとして成長し、自分自身もパワーアップできるように、引き続き東京と福岡を往復しながら尽力したいです。

関東圏で新たなムーブメントを!会社として成長を続け、価値を生み出し続ける

都心に近く、静かで治安もよい環境が魅力の東京・乃木坂オフィス。

海外事業の最前線を担う何桜は、東京を拠点に、福岡チームと毎朝オンラインで連携し、スピーディーに業務を推進しています。新しい情報や人との出会いに触れられる東京勤務のメリットを活かしつつ、パートナー企業と信頼関係を築き、世界にハーブ健康本舗の魅力を届けようと奮闘する姿が印象的でした。

世界中にファンを届け、喜びと感動をお届けすることを使命とするハーブ健康本舗。めまぐるしい市場変化の中で、会社として成長を続け、価値を生み出し続けるために。福岡と東京、それぞれの拠点で、メンバーは日々奮闘を続けています。

2025.7.29

著者:住吉
2012年にハーブ健康本舗へ入社、以後10年近く社員として在籍。2022年2月より独立し、現在は外部の立場からハーブ健康本舗を見つめ、ブログを通じて情報発信をしている。