幅広い年齢層のメンバーが在籍するハーブ健康本舗。ボリュームゾーンは20代後半~30代前半で、各部の若手メンバーが現場の最前線にたち、お客さまの美と健康をサポートすべく、日々業務に励んでいます。

中には、非常に短い期間で自身のスキルを磨き、セクションチーフや課長としてチームを引っ張る存在にまで成長しているメンバーもたくさんいます。圧倒的スピードで成長をとげるメンバーは、いったいどのようなマインド・価値観で日々の仕事に取り組んでいるのでしょうか?

今回は、半年間でセクションチーフに昇格し、現在もマスメディアのプロモーション担当として施策を推進するオフライン企画・本多にインタビュー!キャリアアップへのモチベーションや、役職があがることへの覚悟について話を聞きました。

オフライン企画 本多
2023年12月より入社。TVコマーシャルを中心としたオフライン領域を管轄するオフライン企画にて、メディアの買付・広告運用を担当している。

責任あるポジションへ…キャリア形成に影響を与えたふたつの仕事観

― 前回は一日密着企画で仕事内容を紹介してくれた本多さん、今期からセクションチーフへ昇格されました!役職が変わることで、仕事内容に変化はありましたか?

本多
半年前から変わらず、ハーブ健康本舗のブランド価値を新しいお客さまに知ってもらえるよう、TVコマーシャルを中心としたオフライン施策領域での運用を最適化できるよう努めています。TVコマーシャルのメディアプランナーとして、パートナー企業の代理店さま・各媒体社さまと密にやり取りしながら、放送枠の買付や出稿した広告実績の分析・改善を行うのが仕事です。

やるべきことは変わらない中で、セクションチーフに昇格させていただくことで、自分の裁量には変化がありました。これまでは、事前に会社・上司に決めてもらった予算があり、予算内で効率的・効果的に運用することが役目だったんです。現在は、毎月の広告予算を決めるところが自分の仕事の範囲になっています。

具体的には、まず受注率や定期率といった広告実績の現状を正しく把握し、並行して競合他社の出稿量・考査受理状況を調査します。現状の当社の実力値と市場環境を鑑み、このコンディションで費用対効果を意識した広告運用をシミュレーションするんです。予測をもとに、会社の目標達成に向けできる施策案を踏まえ、予算承認に向け月に一度会社決裁の場をいただいています。

― 広告運用に対する責任の範囲が変わったのですね!

本多
そうですね。チーフからセクションチーフへと昇格させていただき、分野内の担当業務に責任をもつ立場から、担当分野全体の責任者としての立場になりました。個人ではなく組織の結果に責任があるので、費用対効果的に新たなお客さまへアプローチするミッションをこれまで以上に意識し、会社との約束を死守するぞと、強い気持ちで仕事に取り組んでいます。

昇格して、いままでより一層ひりひりした緊張感を感じるようになりました。自ら提案した予算額を会社から預かり、成果が出せるように運用していく。1~2万円の話ではなく、億単位で大きな金額を動かしていると思うと、ゆるい気持ちでは仕事ができません。分析作業を協働するなど、部署のメンバーと連携・協力し合いながら、日々仕事に打ち込んでいます。

― 施策が失敗するとその分会社の経営にダメージがいくことを考えると、広告運用はものすごくプレッシャーのかかる仕事ですよね…。責任範囲が大きく変わりましたが、いやだな…と思うことはありますか?昇格したこと自体をどのように捉えているのでしょうか?

本多
確かに、月単位で巨額の予算を動かすのは大変だと感じます。現状の体制では、私が運用の主担当なので、失敗が許されない…と常々プレッシャーを感じますし、「俺、いまとんでもない金額の仕事をしているんだな…」と我に返ってヒヤッとすることもしばしばです(笑)。

ですが、昇格したことは前向きな気持ちで捉えています。もともとマネジメント業務を経験したいという思いがあったし、同時にオフライン領域の専門性を高めていきたいとも考えていました。目指すキャリアを実現する上で、役職をあげてはたらけるよう、面談の場で度々上司に相談していたのをよく覚えています。

組織の結果に責任をもち
日々業務に励む本多

面談では、自分の現状の課題をフィードバックしてもらい、そのおかげで何に取り組むべきかが明確になりました。指導された中でも特に印象に残っているし、現在も大切な価値観だと考えているのが、仕事内容の完全把握と結果に対する厳しい姿勢です。

― 「完全把握」と「厳しさ」ですか?

本多
完全把握というのは、業務の中身や日々のタスクを把握することだけを指すのではありません。市場や競合他社の出稿状況がどうなっているか。出稿した広告の実績反響に加え、広告を経由してハーブ健康本舗の商品を使っていただいたお客さまが、その後満足し継続いただいているか。文字通りオフライン領域のすべてを、深いレベルで把握することが求められています。

厳しさは結果に対する姿勢のことで、もちろんまずは自分自身が結果を出すという強い意識をもって仕事に取り組むことが大前提です。その上で、同じ目標を追いかけるパートナー企業と密にコミュニケーションをとり、目標達成に向けての課題点や改善案・代替案は、徹底的に具体化して議論するようにしています。熱意を伝えればよい訳ではなく、WIN・WINの提案や成果を出すための仕組み化に重きを置き、建設的に取り組みが進むように意識しているんです。

圧倒的な成果を出すためには?キャリアの源泉と目指すビジョン

― 本多さんがセクションチーフになって3ヶ月が過ぎました。仕事上の責任範囲が変わり、仕事観における変化があればお伺いしたいです。はたらく上で大切にしていることはありますか?

本多
前回のインタビューでも話した「配慮はすれど遠慮はするな」は、引き続き大切にしている価値観のひとつです。言葉遣いや表現には十分に配慮しつつ、目標達成に向け軸をぶらさず、自身の考えや想いを遠慮せずに伝えることは、成果を着実に出す上で必要不可欠だと考えています。

加えて最近は、いま自分がやっている仕事が誰のためになっているのか、常に考えるよう意識しているんです。TVコマーシャルをご覧になるお客さまのためになっているかはもちろん、周囲で一緒にはたらいているメンバー一人ひとりの存在を大切に思うようになったのは、セクションチーフに昇格してから一層強くなったように感じます。

個人からチームとしての成果に責任をもつようになって、チームでプロジェクトを推進する上で、一緒に仕事を進めてくれるメンバーの存在がとても大切なんだと、改めて実感するようになりました。何気ないチャット上のやり取りが、誰かの業務のサポートにつながることもあるし、何気なく伝えた感謝の一言が、誰かの背中を押すこともある。仕事における自分の行動で変わる「誰か」を増やしていくことが、責任者には必要なのではないかと考えています。

― 部署内外問わず、強みを伸ばし弱みを補完できる仲間がいることは、チームで成果を出す上でも、チーム内で心折れずに頑張る上でも、とても大切な事ですよね。

本多
自分の性格的に、感謝されるのが好きなんです。「本多さんのおかげで~~ができた!」と言われたら嬉しいし、もっと頑張りたい!と前向きになれます。部署内でのやり取りはもちろん、最近は、他部署のメンバーにも声をかけて、食事をしたり飲みに行ったりして、積極的にコミュニケーションをとるようにしているんです。同世代でざっくばらんに話ができる人たちがいるのは、とてもよい環境だと思います。

プライベート面だけでなく、仕事の面でも密に情報共有できる仕組み化を進めているんです。放映したTVコマーシャルをご覧になったお客さまは、専用ダイヤルからお電話でご注文されます。注文窓口の応対を管理しているコールセンター運用部門と仕事の関わりが深いので、8月から定期的に打ち合わせの場を設けるようになったんです。お互いのKPIの進捗や施策の詳細、電話口での状況を都度共有し合うよう検討しています。

― 企画の意図を双方で把握したり、お客さま対応をしている現場の声を聞いたりすることで、より洗練された企画や対応品質のさらなる向上に寄与できそうですね。

本多
はい!これまでは自部署内で完結していたことも、他部署の観点や知見でもっとよくなるアイデアが生まれることがあると思っています。今後もより積極的に部署間の交流を深め、ゆくゆくは経営会議や事業方針の策定の場にも立ち合い、経営者視点で物事を考えられるようになりたいです。

― メンバーとの連携を強化しつつ、より自身の成長に向けスキルを磨き続ける本多さん。今後のキャリアとして、目指しているビジョンはありますか?

本多
仕事に限らずですが、できないことができるようになると嬉しいと感じます。考査でオンエアできるようになった媒体が増えた。社長や上司からの質問に即回答できるようになった。できることが増え、仕事の総量が大きくなると、もっと頑張ろう!とモチベーションがあがります。これは私のキャリアの源泉です。

これからも、自分のスキルを磨きながらできることを増やし、自身のキャリアビジョンであるオフラインのスペシャリストを目指します。マスメディア広告をきっかけに、会社の事業をけん引していける存在になって、将来的にはさらに領域を広げ、オフラインを軸としてデジタル領域まで巻き込んで、マーケティング全域を幅広く運用し結果を出せるプロのマーケッターになりたいです。

そのために、まずは結果目標として設定している数値目標を達成させます。扱う商材ごとに効率的な広告運用を実現し、数値目標を達成するのは当たり前として、そこから一歩進んで圧倒的な成果につなげていきたいです。120%達成の成功事例をオフライン企画として叩き出し、会社のノウハウとして蓄積・反復できるようにして、社内でも一目置かれる存在を目指します。

TVコマーシャルを武器に
さらなる事業拡大を!

― 事業・仕事に対する熱い気持ちがお話の端々から伝わってくるインタビューでした!最後に、本多さんが考えるオフライン領域の魅力について、教えていただきたいです。

本多
昔から特徴的なTVコマーシャルがあれば、食い入るように見ていました。新卒の頃は、広告代理店などテレビ広告に関わる仕事を志望し、就職活動に取り組んでいたんです。いま現在、自分が興味をもっていたオフライン領域で、マーケッターとして仕事ができているので、楽しく前向きにはたらけています。

マスメディア媒体のすごいところって、長時間視聴し続けられるところにあると思うんです。何気なくTVのスイッチを入れて、流れてきたコマーシャルに見入って、紹介された商品の購入ダイヤルに電話をかける。

もともと買おうと思ってみている訳ではないのに、最終的に視聴者が「買いたい!」と感じ、行動まで起こすのは、コマーシャルの凄まじいちからだと思います。まだまだ拡大の可能性がある領域だと思うので、業界の最新情報をキャッチしつつ、引き続き事業拡大に向け前進していきたいです。

成果に対する強い覚悟&部署内外の連携力強化で、個人も組織もさらに成長!

セクションチーフとして活躍するオフライン企画・本多。ポジションに求められる責任範囲を受け止め、覚悟をもって前向きに仕事に臨む姿が印象的でした。

オフライン領域の全貌を完全把握しつつ、結果に対する厳しい姿勢で仕事にあたる。自身の仕事への取り組みを妥協しない一方で、チームではたらく大切さを実感し、メンバーとの密なコミュニケーションを重視し、オフライン領域のさらなる躍進に取り組んでいます。

本多をはじめ、今後もハーブ健康本舗の若手メンバーがどんどん成長し、お客さまに喜びと感動を提供できる高品質な商品&サービスを生み出す姿が楽しみです。引き続き本ブログでも、メンバーの変化を追いかけていきたいと思います。

2025.8.28

著者:住吉
2012年にハーブ健康本舗へ入社、以後10年近く社員として在籍。2022年2月より独立し、現在は外部の立場からハーブ健康本舗を見つめ、ブログを通じて情報発信をしている。