ユーモアと品質にこだわり、お客さまの期待値を超える喜びと感動を提供しようと、日夜奮闘するハーブ健康本舗。
ものづくりの精神を大切にしながら、お客さまの目に触れるあらゆるデザイン・ツールを手がける部署が、クリエイティブ制作です。クリエイティブを生み出し続けるマインドや職場環境は、度々ふんばるブログにて取り上げてまいりました。
ご提供している商品数が増えた現在、部署の体制やメンバーのはたらき方はどうなっているのでしょうか。
今回は、クリエイティブ制作を束ねる部署リーダーの吉村と、今年の1月に入社したばかりのルーキー・江崎にインタビューを敢行!立場の違うふたりに、現在のクリエイティブ制作での仕事内容やはたらく価値観を聞いてみました。
クリエイティブ制作 吉村
2015年4月に入社し、ハーブ健康本舗のクリエイティブ制作に携わってきた。現在は部署リーダーとして、マネジメントや育成に力を入れている。
クリエイティブ制作 江崎
2024年1月に入社し、クリエイティブ制作に配属された。研修期間を経て、現在はDMや同梱ツールの制作に取り組んでいる。
入社してみての印象は?志望理由と現在の仕事内容
― 2020年6月に実施した初めてのインタビュー以降、定期的にお話を伺っているクリエイティブ制作。まずは現在の部署体制について教えてください。
吉村
直近入社したメンバーを含めて、現在は7名体制です。バナー広告やサイトのページ制作を担当するWebチームと、DMや同梱ツールを制作する紙チームにわかれて、それぞれ担当している範囲のクリエイティブを分担してつくっています。
新商品のパッケージ制作は、さまざまな視点でアイデアを出す必要があるので、なるべく全員が制作に関わるようにしています。メンバーには、関わった商品が世に出て販売される経験を通じて、生み出したクリエイティブに愛着をもってほしいですね。
― 分担された業務をこなすだけでなく、全員で協力してひとつのクリエイティブを具現化していく場合もあるのですね。
吉村
Webと紙とでは、データの扱い方・デザインの仕方が大きく異なるんです。メンバーの経験値を増やせるように、いままでやったことがないデザインに挑戦できるよう、フレキシブルな業務の割り振りや体制づくりを進めています。
― 挑戦できる環境づくりが進む中、2024年1月に江崎さんが新たなメンバーとして入社されました!ハーブ健康本舗ではたらこうと思ったきっかけや理由って、何かありますか?
江崎
前職からクリエイティブを制作する仕事に携わっていたのですが、はたらきながら今後のキャリアプランについて考えていたんです。新しいスキルを身につけたり、できる範囲を増やしたりして、仕事の幅をさらにひろげたいという思いがあり、転職を進めていました。
転職先の候補としてハーブ健康本舗を知ったのですが、評価・育成の制度がきちんと整備されている点に興味をもちました。自分に足りない部分を客観的な視点でフィードバックしてもらえると、今後やるべきことが明確に見えてくるかもしれない、と思ったのが入社を決めたきっかけです。
― 晴れてメンバーの仲間入りを果たした江崎さん。約3ヶ月が経ちましたが、実際に入社してみて、会社の印象はいかがでしたか?
江崎
入社して日が浅く、まだまだわからないことも多いのですが、部署内での風通しのよさを実感しています。部署のメンバーの皆さんに話しかけやすい雰囲気があって、わからない部分をすぐに質問できるので、仕事がしやすいです。
吉村
活発なコミュニケーションは、部署として大事にしていることのひとつです。もちろん雑談ばかりして手が止まっては本末転倒ですが、黙々と作業しているよりも会話が弾んでいる職場の方が、デザインに遊び心や斬新な発想が生まれやすくなると考えています。
― なるほど!江崎さんは現在、レクチャーを経て現場で制作の仕事を進めていると伺ったのですが、具体的にはどのようなものをつくっているのですか?
江崎
既存のお客さま向けにお送りしているツールづくりに取り組んでいます。具体的には、紹介キャンペーンをご案内するチラシや、圧着式のDMなどです。担当部署のCRM企画の皆さんとやり取りしながら、業務に励んでいます。
吉村
クリエイティブを制作する上で、指示系統を把握しつつ他部門とやり取りしながら進行していくことは、大事なスキルだと考えています。自分の仕事だと思ってはたらけるよう、進行自体は基本的にすべてお任せしつつ、進捗は私自身も把握していつでもフォローできるようにしています。
江崎
ハーブ健康本舗に入社して、たくさんの経験をさせてもらいながら、わからないことを都度教えてもらえる環境で仕事ができるのは、ありがたいなと感じます。もともと前職は制作の部門がひとりで、クリエイティブづくりの勉強は独力で学んでいました。本当に学んだことが正しいのか不安に感じることもありましたが、現在は客観的に意見をもらいながら業務に取り組めています。
― ハーブ健康本舗の環境が江崎さんに合っているようで、よかったです!
吉村
ちなみに先日、DMに使用するための社長の撮影を江崎さんにお願いしたんです。初めての撮影で緊張していたようですが、撮影された写真をみると、社長の笑顔が引き出されたよい仕上がりで驚きました!今後は自身のクリエイティブをプレゼンする機会があるので、社長をはじめいろいろな部署のメンバーと一緒に仕事をする経験をつんでもらいたいと考えています。
会社が目指すデザインとは?部内レクチャーで伝えるものづくりの価値観
― 職場によって仕事の仕方やものづくりの考え方は大きく異なります。そもそも会社のことをまだよく知らない状態で仕事をこなすのは、大変なことだと思うんです。そのあたりはどのように乗り越えていかれたのでしょうか?
江崎
入社後にレクチャーの時間が確保されていて、デザインの基礎から応用まで一から学び直す機会をいただいたので、安心して業務に取り組むことができました。商品知識や企画業務について動画・資料をもとに勉強した後、部署ではたらく上でのスキルや視点を身につけられるよう、デザインの基本から応用までを吉村さんにレクチャーしてもらいました。
吉村
去年から会社全体で部署ごとの育成体制を強化していこうと方針が決まり、明確にスケジュールを決めて、クリエイティブ制作独自のレクチャーを実施しています。江崎さんはデザインのレクチャーと並行して業務にあたってもらっていて、座学はあと1回で終わる予定です。
― ものづくりの業務は、つくるクリエイティブによって手順や気を付けるポイントが異なるため、標準化が難しいと感じています。どのようにレクチャーしているのですか?
吉村
ハーブ健康本舗での「デザイン」とはどういうものなのか、過去の企画マニュアルを参考にしながら言語化して伝えています。広告デザインについて独学で学んでいるデザイナーが多いので、まずはチームで仕事をする上で“目指すべきゴール・理想とするクリエイティブ”を知ってもらうために、会社方針を踏襲したハーブ健康本舗のデザインについて内容をまとめています。
また、通販会社のクリエイティブである以上、結果を出すためのデザイン・お客さまが購入したいと思えるデザインを追及しなければいけません。特に広告デザインでは、デザイン性に凝るのではなく、お客さま視点で魅力的に感じる「情報」を直観的に伝えるために、どういうクリエイティブが最適かを考えます。わかりやすく伝えるクリエイティブづくりの技術や手法を自分の武器にできるよう、テクニカルな内容を資料化して伝えています。
― かなり実践的な内容に踏み込んだレクチャーなのですね!
江崎
単独で制作しているだけではわからない分野の知識をレクチャーしてもらえたのが、とても勉強になりました!アート寄りのデザインと論理的でわかりやすいデザインとの違いや、お客さま視点でつくるクリエイティブはどのように生み出すのかなど、クリエイティブ制作の本質的な内容は今後も忘れずに、日々の業務に取り組もうと思います。
― レクチャーで学んだ内容を忘れず、業務に活かしているのですね!レクチャーはもちろん、日々の業務を通じて吉村さんが江崎に伝えていることはありますか?
吉村
たくさんあるのですが、ひとつ挙げるとすれば「意味のない一日をつくるな」でしょうか。毎日何かしらアイデアを練れば、365日分の発想する視点が生まれます。常にクリエイティブな頭をはたらかせて、能動的に過ごした過程をものづくりに活かしてほしいと考えています。
江崎
吉村さんから毎日を大切に過ごすように言われて、自分でも時間をみつけて、とにかくたくさんのクリエイティブに積極的に触れるようにしています。TVコマーシャルやWeb広告、郵便受けに入ったチラシなど、どこに特徴があるか・なぜそのデザインにしたのかを考え、自分のデザインに取り入れられる部分を探しています。
― おふたりのお話を聞いて、クリエイティブ制作での業務の取り組み方や価値観が、新しいメンバーにどんどん引き継がれていくように感じました。
吉村
江崎くんがもっている独特の感性は、クリエイティブをつくる場面でおおいに活かせると思います。ハーブ健康本舗ではたらく中で、たくさんのクリエイティブ制作に関わってほしいです。アドバイスした意図を理解し、アイデア出しで実践しようとする姿勢があるので、仕事の飲み込みが早いなと感じ、想定より早く実務を任せています。
― 先輩の期待を背負っている江崎さん、今後の目標や将来のビジョンなどありますか?
江崎
いま取り組んでいる仕事に精一杯取り組んで勉強しながら、いずれは会社の看板となる商品のパッケージをつくりあげたいと考えています。実はちょうど、モリモリスリムシリーズの味違い品を検討しており、シリーズ感を踏襲した新しいパッケージの制作に挑戦しているんです。
さまざまな視点でアイデアを出したいと思って、いま2つデザインを考案しました。レクチャーで学んだ視点を活かしながら、追加でもう少しアイデアをひねり出していきたいです。自分の考えをアイデアに反映させられるのは、とても楽しいと感じます!
ものづくりの精神を大切にしながら、個人としても組織としても成長し続けます
部署リーダーと、入社して3ヶ月のメンバー。クリエイティブ制作に所属するふたりから、仕事内容や研修制度について教えてもらった今回のインタビュー。
たくさんのクリエイティブをつくっていく中で忘れてはいけないデザインの本質。結果を残すために必要な視点。ハーブ健康本舗ではたらく上で重要なポイントを言語化・マニュアル化し、育成の仕組みの中で新しいメンバーに受け継いでいく様子が印象的でした。
また、会社のはたらき方・価値観を理解し、キャリアの糧になることを能動的に受け止め、毎日の業務に活かすことが大事であると、改めて実感しました。
ハーブ健康本舗では、お客さまの美と健康をサポートすべく、引き続き商品・サービスの品質を磨き上げ、期待を超える喜びを感じていただける存在になるべく、精進してまいります。
お客さまの目に触れるパッケージやツールでハーブ健康本舗の価値を伝えるクリエイティブ制作。組織の成長とメンバーの飛躍を、引き続き追いかけていきたいと思います。
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執筆:住吉泰地(すみよしだいち)
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