ハーブ健康本舗のメンバーが普段どのようにはたらいているのか、写真とともにご紹介する「社員の一日に密着」企画。
これまで、バックオフィスの管理部門、外部拠点のコールセンター運営の仕事について、メンバーの一日を追いかけながらご紹介してきました。
第3弾は、2016年より躍進を続ける「海外部門の卸事業」の仕事に密着します!
諸外国へと販路を開拓し、ハーブ健康本舗のファンを世界中にひろげるため、日々奔走する担当・大戸。パートナー企業さまや関連部門と密にやり取りしながら、成果に繋がる企画を練り上げ続ける。そんな彼女の一日に迫ります。
海外事業 大戸
2018年3月入社。海外部門の卸事業を担当。商品の売買に関する取引や広告プロモーション企画の商談まで幅広く対応する。
海外事業 卸部門の1日 08:30〜出勤、朝礼
大戸の1日は始業時間よりも早めにスタートします。
朝一番にコーヒーを淹れて、飲みながらメールボックスをひらくのが日課なのだそう。
大戸
海外事業の卸部門は、パートナー企業さまをはじめたくさんの方とやり取りをします。さまざまな案件のメールがきますので、朝いちばんにお客さまのメールをチェックして、必要に応じて返事をするのが日課になりました。
メールのやり取りを終えたら、対応漏れがないよう、今日のタスク確認をします。並行して、ほかのメンバーの日報を見て部内の状況や進捗を確認しています。
朝の日課がひと段落すると、今度は部署内での朝礼に参加するため、会議室へ移動します。
海外市場は日本市場に比べて、よりスピード感のある判断が必要です。急ぎの会社決済が必要な案件を多く抱えていることから、部内朝礼の前に代表・永松との朝礼を開催しています。
大戸
いつもだいたい9時半くらいに会議室にみんなで集まっています。事業規模が大きい中国でのトピックスや急ぎ対応が必要な案件、会社判断をお願いしたいことを報告・相談するのが議題の中心です。
社長との朝礼が終わったら、部内で今日のタスクを確認したり、勤怠の連絡を共有したりします。他部署の動きや共有事項について連絡がくる場合があるので、あわせて連絡を受け確認しています。
海外事業 卸部門の1日 10:00〜デスクワーク
朝礼を終え、いよいよ本格的に業務開始!
ハーブ健康本舗をグローバルブランドに成長させることを使命としている海外事業部門のメンバーたち。さらにたくさんの国々にハーブ健康本舗の価値を届けられるよう、日々取り組んでいます。
大戸
中国への卸事業が私のメインの担当です。そのほか、アメリカ・香港といった国々への販路拡大に向けて仕事をしています。
海外で販売可能な卸先とやり取りして、ハーブ健康本舗の商品を取り扱っていただき、販路を拡大するのが私たちの仕事です。商品を販売できるように法人対応をしたり、各販路で販促企画を設計・実施・検証したりしています。
デスクトップには、細かい数値が表示されたExcelデータや企画書データがたくさん表示されていました。
大戸
ハーブ健康本舗の商品を卸している店舗や販路ごとに情報をまとめて、それぞれの進捗を追えるようにしています。どのような広告を出稿するか、広告費はどのくらいかけるか、販促を実施して売上がいくらになる見込みか…数値で可視化し、課題抽出・改善に活かすのが目的です。
この販促は何のために実施するのか、費用対効果に見合っているのかは重要な視点です。成果につながる施策となっているかは、私自身が第一に意識を強くもち、中国の事業を一緒につくっているパートナー企業の皆さまにも共有した上で、同じ意識で仕事に取り組むようにしています。
海外事業 卸部門の1日 11:00〜部内ミーティング
この日は午前中に、部内でミーティングを開催しました。
海外・卸事業の部門は、販路ごとに担当者がいるのに加え、バックオフィス全般を支える業務推進のメンバーで構成されています。
販路拡大をよりスムーズに進める上で、各メンバーどうしの連携がカギになるため、必要に応じてミーティングをひらき、認識をすり合わせているとのこと。
大戸
販路拡大と生産・在庫管理の動きを揃える上で、どういう視点が必要なのか、打ち合わせを通じてすり合わせています。それぞれ実務を経験しているからこそ見える課題があると思うので、一緒に業務を進めつつ改善点を探すようにしています。
売上や利益、在庫状況の進捗確認に加え、パートナー企業さまとのコミュニケーションの取り方などが、ミーティングの主な議題です。「あの件はどうなってる?」「こういうやり方で進めるのはどうだろう?」など、積極的に意見を出してコミュニケーションをとりながら、よりよい会議の時間になるよう工夫しています。
同じ部門でも、担当している仕事の範囲は異なります。急激な市場変化や緊急対応にも迅速に動けるよう、コミュニケーションの頻度だけでなく、話し方・伝え方に気を付けているそうです。
大戸
自分の意見を述べるときに、自分の知っていることが全てではないことを忘れないよう心がけています。温度感が高い案件などはつい配慮を欠いて話してしまいがちですが、相手が初めて聞く話題でも困らないように、言葉を選んで話すなどコミュニケーションに気を付けています。
海外事業 卸部門の1日 13:00〜定例会&他部署とのミーティング
お昼休憩を挟んで事務所に戻ってきた大戸。
この日は部内での定例会にバックオフィス・管理部門との打ち合わせと、ミーティングが立て続いていました。
颯爽と会議室に向かう大戸を追いかけ、ミーティングの場を取材させてもらうことに。
毎週1回、数値実績を会社に報告している海外・卸事業部門。会社報告の前にメンバー間で数値実績や現状の課題をすり合わせるため、定例会としてミーティングを開催しています。
大戸
当月の業績について確認・議論する会議です。現状の売上がどうなっているのか、その中でどのような課題があるのか、次月以降でどのように取り組み解決していくのか…具体的に話し合います。
週次の開催はなかなか大変ではありますが、中国をはじめ海外市場の激しい変化にハーブ健康本舗が対応できるよう、市場や販路の情報を調べたり企画を考えたりしています。朝礼や日報で随時リアルタイムに報告を行いつつ、相談や方針決定は定例会の場で実施するイメージです。
部内のミーティング後はすぐに別のミーティングへ。バックオフィス・管理部門との打ち合わせがはじまりました。
海外事業の規模が大きい分、販促内容によっては生産計画や在庫状況に大きな変動・影響が出ます。
進捗の認識のズレをなくし、海外のお客さま全員に商品をお届けできるよう、月次でミーティングを設けているとのこと。
大戸
生産管理や在庫に関わる分野で、「~だろう」「~だと思います」というような、曖昧な表現は避けています。数字に誤りがあるとその後の生産・在庫の調整に影響が出るので、正確な情報で議論するよう心がけています。
海外事業 卸部門の1日 16:00〜デスクワーク再開
打ち合わせ後はデスクに戻り、午前中に行っていた販路ごとの販促計画の設計や進捗確認を再開。
タイミングを見計らって、海外事業ならではの海外出張について質問してみました。
大戸
いままで中国・香港・アメリカに出張しました。取引する相手が海外のパートナー企業さまなので、文化・商習慣の違いを理解した上で折衝交渉するよう心がけています。
交渉の場では、スピード感ある判断・決済が重要です。先方がどのような情報を求めているか、事前に想定した上で、やり取りにのぞむようにしています。
海外出張で記憶に新しいのが、2023年5月に出展した中国美容博覧会(CBE)。海外販路の拡大に向けた大きな取り組みのひとつとなりました。
現地に直接足を運び、パートナー企業の担当者やバイヤーの方とやり取りしてみて、温度感の高さを実感できたそうです。
大戸
たくさんの来場いただいた皆さまに、ハーブ健康本舗の商品を宣伝・紹介して、ブランドの背景・開発ストーリーを知っていただきました。商品を仕入れたいというオファーをその場でいただき、連絡先を交換したりお見積りの提出まで話が進んだりしたのをよく覚えています。
実際に現地に足を運んでみて、中国の皆さまが日本の商品に強い関心をもっていただいている事実に驚きました。日本製品の品質に高い期待値があるというのはなんとなく聞いていたものの、直接現地に行ってみてその温度感の高さを理解できたのは、出張でしか得られない実感だと思います。
業務の合間の気分転換として、自身のデスクがある4階から5階のカフェスペースへ移動し、仕事をするのだという大戸。
天気がよい日には、屋外のテラスを利用することもあるそうです。
大戸
コーヒーをもって5階にあがり、集中して作業したり、パートナー企業様とWeb会議をしたりしています。すごく気分転換になりますし、モチベーションが上がるのでおすすめです!
海外事業 卸部門の1日 まとめ
業務に会議にとテキパキこなし、笑顔で1日を過ごした大戸。この日は19時に退勤しました。
海外事業で過ごす忙しい日々。仕事のどのような部分にやりがいを感じるのか、聞いてみました。
大戸
日本ブランドから海外に物を売っていく中で、日本の商品の良さを知ってもらえる。購入していただいて、嬉しいコメントをもらえる。日本から販促をかけて、遠い現地へ物を届けることに、大きなやりがいを感じます。
異文化に触れて新しいことを知ったり、新しいものを目で見たり…仕事を進める中で刺激を感じて、とても面白いです。
海外事業の大きな変化に対応し、社内のメンバーやパートナー企業さまとコミュニケーションを密にしながら、販路拡大を進める大戸。
ハーブ健康本舗に入社して6年…自身の理想とするキャリア実現のため、日々努力しています。
大戸
直近1~2年の目標は、中国や越境ECにおけるプロフェッショナルになることです。海外事業に特化して仕事をしている経験を活かし、困ったときは大戸に聞けばなんでも情報が手に入るような、判断材料をもっている人材になりたいです。
海外市場の最前線ではたらいている経験を強みにしつつ、今度は次に活躍できるメンバーの育成をサポートして、マネージメント力も養っていきたいと考えています。
幼少期から海外へ行く機会が多く、高校・大学で中国への留学経験があり、昔から海外で仕事をすることに関心がありました。将来は日本を出て、海外で暮らしながら日本のビジネスを広げられる、架け橋のような存在になりたいです。
「海外部門の卸事業」の一日を動画にしました!
大戸の一日の様子は、動画でも公開しております。
事務所内の雰囲気や会議時の臨場感など、文章で伝えきれなかった「海外部門の卸事業」の全貌を、ぜひご覧ください!
↑動画はコチラ↑
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■海外事業の仕事内容は?働く大変さ・面白さを現場メンバーが熱弁(2023年2月公開)
ハーブ健康本舗の【海外・卸事業】部門の中でも、海外事業を牽引するメンバーにインタビュー!グローバルに活躍する3名に、仕事内容や働く上での大変さ・面白さを、率直に語ってもらいました。
■中国美容博覧会(CBE)に出展!現場で感じた中国市場の可能性とは?(2023年7月公開)
国内とは段違いの市場規模を誇る中国の中でも、権威のある中国美容博覧会(CBE/Chaina Beauty Expo)。ブース出展時の様子を写真とともにご紹介しつつ、現地に赴いたメンバーに、現地の様子や気付き、今後の展望を語ってもらいました。
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執筆:住吉泰地(すみよしだいち)
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