常に会社がバージョンアップし続けるには、過去の慣習・やり方・ルールにとらわれず、成果につながる新しい取り組みをどんどん取り入れる必要があります。
「こんなサービスがあったら、お客さまにもっと喜んでもらえそう」
「業務を効率化できるツールを導入したい」
「個々のスキルアップにつながる」
ハーブ健康本舗では、各自が業務を通じて思いついた会社をよくするためのアイデアを、いつでも手軽に提案・実現に向け検討するアイデア提案制度を運用しています。具体的にどのようなアイデアがメンバーから提案されているのでしょうか?
制度の概要から、2024年に提案された最新アイデアまで、余すことなくご紹介します。
一人ひとりのひらめきが会社を変える!「アイデア提案制度」とは?
ハーブ健康本舗が運用しているアイデア提案制度は、文字通りメンバーが会社をよくするアイデアを提案できる制度です。本ブログでは、会社独自の制度として、度々ご紹介してきました。
“会社をよくする”といえば簡単ですが、切り口はさまざま。ハーブ健康本舗では、会社をよくする視点として6つのテーマを提示し、アイデアを常時募集しています。
①お客様のファン化、お客様満足の最大化
いま以上にお客さまに喜んでいただくには、そのような商品やサービスがあるとよいか? 満足度を劇的に向上できる仕組みやサービスはないか?どのような仕組み・制度・サービスがあれば、お客さまがハーブ健康本舗のファンになってくださるか?
②スピードアップ
何をどのようにすれば、現状より短時間で同じ結果を得ることができるか?現状より短時間で同じ結果を得られるような設備・サービスはないか?フォーマット化できる業務はないか?システム化できる部分はないか?
③品質アップ
いまよりも電話の応対品質を上げる方法はないか?商品の形状やパッケージを変えて、商品の魅力をアップできないか?どうすればより丁寧な梱包やスピーディーな配送を実現できるか?完成度が高い販促ツールを作るためのマニュアル化・フォーマット化ができないか?予測数値や分析結果の精度を上げるにはどうしたらよいか?
④コスト削減
現状かかっている時間・費用を少しでも減らすためには、どうしたらよいか?同じコストでさらに成果を最大化できる方法はないか?どうすれば費用対効果、労力対効果を上げることができるか?
⑤無駄の排除
日常業務の中で、不要な仕事・時間の無駄・コストの無駄はないか?何となく続けている業務フロー・不要な作業はないか?時間や費用のかけ方は適切か?売上が倍になっても、現状と同じやり方が続けられるか?
⑥売上アップ
どんな商品・サービス・システムがあると、お客様によりスムーズにご注文いただけるか?よりたくさんの商品をご提供できるか?
提案されたアイデアは定期的に集計され、部署責任者の会議により実行するか否かを決定します。即実行できるアイデアは即実行!時間・費用がかかったり部署をまたいで取り組む必要があるアイデアは、具現化に向けたタスクを洗い出し、スケジュールを決めて取り組みます。
提案シートはフォーマットが決まっており、具現化を検討する上で必要な要素が最初からまとめられているのが特徴。フォーマットの導入により、メンバーにとってはアイデアがより提案しやすく、責任者にとっては検討がしやすくなりました。
実行したアイデアの中でも特に素晴らしいと判断されたものは、半年に1回「アイデア提案大賞」として表彰されます。優秀賞・最優秀賞を受賞したアイデアの提案者にはクオカードを贈呈!提案するモチベがあがる、嬉しいポイントです。
これまでのアイデア提案大賞には、現在定番商品として販売されている『モリモリスリム ラズベリー風味』誕生のきっかけとなったアイデアや、当たり前に使っているシステムの導入に関するアイデアが選ばれています。
・お客さまへの『モリモリスリム フレーバーティー』公募企画
・社内商品アンケートの常設化
・WEB会員登録状況をお知らせする仕組みづくり
・FAX対応のクラウド化
・コールセンターへのAIサービス導入
【2024年最新】会社をよくするアイデア2選
先日、2024年に提案があったアイデアの中から、アイデア提案大賞が決定しました。
各所で朝礼を行う前のタイミングで、5階から表彰の様子をリモート。優秀賞・最優秀賞に選ばれたメンバーが発表されました。
大賞にノミネートされたアイデアの中身を、少しだけご紹介します。
2024年アイデア提案大賞1 長期ご愛用者さま向けのお得なサービス企画
会社にとって長期で商品をご愛顧いただいているお客さまは、本当に大切な存在です。会社のファンとして、これからも末永くお付き合いしていくために、私たちは何ができるか。通販事業の会社として常に考えなければならない、重要な課題です。
商品のご愛用者さまに感謝の気持ちをお伝えし、さらにご満足いただくにはどうしたらいいのか。お客さま視点で考えぬかれたお得なサービス施策が、2024年のアイデア提案大賞に選ばれました。
提案シートには、自社の課題に真摯に向き合い、現状のサービスの課題点・改善すべきポイントが丁寧にまとめられていたのが印象的でした。加えて、他社がどのようなサービスを提供しているのか、調べた結果があわせて提出されており、アイデア実現への本気度がうかがえます。
会社の課題を正しく捉え、積極的によくしていこうとする想いが素晴らしいとのコメントが多く集まり、アイデア提案大賞にノミネートされました。
「現在の重要な事業課題として、新たなお客さまへアプローチし、その後にファンになっていただくことが挙げられます。事業課題に対してインパクトをもたらす提案でした」
「当社売上の大部分を占める長期のご愛用者さまの満足度や、今後の長期ご愛用に大きく貢献できる可能性があります。また、本施策の結果を踏まえて、さらにいろいろなアイデアが広がっていく期待がもてるため、大賞に選定しました」
アイデア実現に向け、既存のお客さま向けにコミュニケーション企画・キャンペーンを生み出すCRM企画部が主体となって、検討を進めることになりました。お客さまにお披露目する前のため、内容はトップシークレットとのこと。
近いうちに、長期ご愛用いただいているお客さまのもとへ、嬉しいニュースが届くかもしれません!
2024年アイデア提案大賞2 ハーブ図書委員会の設立
ハーブ健康本舗の3階・執務スペースにある貸し出し可能な本棚、通称「ハーブ図書」。運用メンバーを決めて利用を促進し、 会社全体を読書により盛り上げていこう!とするアイデアが提案されました。
読書を習慣化して、みんなで広い視野・多角的な視点を身につけようとの思いで設置された図書スペース。読書を習慣化できるようにと設置されたものの、借りるメンバーが固定化されており、入社したばかりで存在を知らないメンバーもいて、活用の仕方に課題がありました。
ハーブ図書の状況を踏まえ、半期ごとの任期制で「委員会」を設立。社内の有志が集まってほかのメンバーにはたらきかけ、ハーブ健康本舗の読書習慣を自分たちでつくり出すことで、読書の機会創出&社内交流の活性化につなげるアイデアです。
大賞の選定理由として、読書を通じて会社・メンバー全員の成長につながるアイデアであると、ポジティブなコメントが多く寄せられました。
「さまざまな情報をキャッチして自身のスキルや知識にするためには、読書を含めインプットの時間が非常に重要です。ただ、ひとりで行うのは少しつらい。そんな中、同じ会社の仲間がインプットしたことを、図書委員会を通してアウトプットしてもらえれば、非常に刺激になります。企業品質の底上げにつながる重要なアイディアだと感じました」
「読書活動が活発になることは、社員の学びや成長に繋がる取り組みであり会社への貢献度も高い」
図書委員会の設置は提案後すぐに実行されました。キックオフMTGの様子は、2024年6月に本ブログでご紹介しています。
キックオフでは、立候補してくれた5人のメンバーが、中長期的に続けられるような運用方針と、読書を起点に会社を盛り上げる活動内容を検討しました。
発足後は、ハーブ図書に配架された書籍の整理や、定期的な情報発信を精力的に実施した委員会メンバー。会社として初めての取り組みとなる図書委員会が発足から半年間で取り組んだ活動は、改めて本ブログの別の記事でご紹介する予定です。
アイデア提案をきっかけに誕生した図書委員会。メンバーが会社の読書習慣をどのように盛り上げているのか…来年の記事をお楽しみに♪
ふとひらめいたアイデアで、いま以上の商品・サービスを提供できる会社に!
アイデア提案制度は、かれこれ10年以上続けているハーブ健康本舗オリジナルの制度です。日々仕事をしているメンバーだからこそ気づけた視点を大切にして、すぐ実行すべきアイデアはスピード感をもって全社で取り組む。
提案されたすべての意見を採用することは現実的に難しいですが、なるべく多くのアイデアを具現化させようと、提案制度の運用ルールを適宜見直し、今日まで取り組んできました。
アイデア提案制度は来年も引き続き、部署責任者にて運用を続けていく方針です。2025年も、いままでにない画期的なアイデアを実現し、商品やサービス・効率化につながるツール導入・業務フローやはたらき方の見直しに取り組んでまいります。
著者:住吉
2012年にハーブ健康本舗へ入社、以後10年近く社員として在籍。2022年2月より独立し、現在は外部の立場からハーブ健康本舗を見つめ、ブログを通じて情報発信をしている。