2022年12月より販売を開始し、販路拡大に向け日々事業を推進している『HORMOプレミアム』シリーズ。

年商150億円の3ヶ年計画達成がかかる2023年。勝負の年の起爆剤にしたい!という想いを、1月に代表・永松から語ってもらいました。

当時の記事はコチラ

会社として、ヘアケア市場への参入は初めての挑戦。

「いままでにない新しさ」「使ってわかる実感力」にこだわり、6年もの歳月をかけてリリースした『HORMO』は、この1年で多くのお客さまからお褒めの言葉をいただくようになりました!

今回は、ヘアケア開発のチャレンジに関わったメンバー2名にインタビュー!開発の舞台裏でのエピソード、ものづくりのこだわりポイントについて伺いました。

商品開発 中川
2021年4月入社。化粧品開発を中心にさまざまな商品の企画・開発やブランドづくりを担当。KCシリーズのブランドマネージャーでもある。

品質・法務管理 石本
2021年12月入社。高品質で安全・安心な商品をお届けするため、商品の設計から広告表現まで、法務の視点で問題ないか管理する仕事をしている。

開発まで6年!「HORMO -ホルモ- プレミアムヘアグロウエッセンス」とは

『HORMO -ホルモ- プレミアムヘアグロウエッセンス』は、髪の成長を助ける発毛促進ホルモン(※1)と、厳選した和漢植物エキス(*)を配合した、日本初(※2)の発毛促進育毛剤です。

ヘアケアに関する悩みの本質と真剣に向き合い、根本原因のひとつである「ホルモン量の変化」に着目。健康食品開発の知識と経験を活かし、有効成分と自然植物を絶妙なバランスで配合しました。

さらに、ビタミン・ミネラル豊富な米胚芽由来ポリアミン&古来から愛され続ける和漢植物・海藻のエッセンスがギュッと詰まった栄養機能食品『HORMO -ホルモ- プレミアム栄養サプリメント』を同時リリース。

セットで使ってトータルケア!HORMOプレミアムシリーズは、若々しくいたいあなたを全力サポートします。

~HORMO -ホルモ- プレミアムヘアグロウエッセンス について~
●販売名:薬用ヘアエッセンスHTMa ※1 エチニルエストラジオール。※2 日本で初めて「エチニルエストラジオール」と「和漢植物エキス*」を配合した育毛剤(TPCマーケティングリサーチ(株)調べ 2022年11月4日時点)。 *カッコンエキス、ニンジンエキス、ツボクサエキス(保湿成分)。※身体へ直接ホルモンを補給するものではありません。

初めての「育毛剤」開発ストーリー|最初はHORMOじゃなくて“HATSUMO”だった?

― 『HORMO』に関する話題として、やはり“開発までに6年かかった”のは衝撃的です。商品開発から全社員向けに正式リリース前の社内周知がなされましたが、販売開始が実現した喜びがメッセージからよく伝わってきました。

中川
開発検討をはじめた2016年頃から、ヘアケア市場に参入する構想自体はあったんです。しかし、さまざまな商品が各社から提供されている中、ハーブ健康本舗からどのような価値を、どのような方法で提供するか…長い議論の末、2022年12月にようやくお披露目できました。

石本
配合する有効成分を調べていくと、たくさんの選択肢が見つかります。その中で使用感・品質・原価・訴求できる表現など、ものづくりにおける大事な視点から商品の企画を詰め、2022年の春頃から本格的に商品化の話が加速していった…という背景があります。

― そういえば中川さんが2021年の4月、石本さんが同年12月の入社ですので、ちょうど『HORMO』開発の熱量があがったタイミングから、おふたりはガッツリ開発に関わっているのですよね。

中川
そうです、細かい成分の配合が決まって、どう訴求していくかを詰めていく部分に、開発チームの一員として加わりました。

前職での化粧品開発の経験を思い出しながら、お客さまが本当に喜んで使いたくなるよい商品を目指して取り組んだことをよく覚えています。開発チームとしての関わりに加えて、マーケティング戦略室にも出向し、ファンを増やす施策の検討も並行して進めました。

石本
私は開発ではなく品質・法務管理の立場から、『HORMO』の品質維持・管理や薬機法(※)に即した表現を詰める形で関わりました。前職では化粧品開発を経験していたのですが、ハーブ健康本舗に入社してからは品質・法務管理を担当しています。

※「薬機法」は、医薬品や医薬部外品、化粧品を対象に、製品の品質・有効性・安全性を確保するための規定を明記した法律です。保健衛生の向上を図ることを目的に運用されています。

健康食品や化粧品のノウハウはあるのですが、ヘアケアという新しいカテゴリでは、健康食品・化粧品とまた違った視点で対応する必要があります。開発のスピード感を遅らせることなく、品質・法務の両側面から開発準備に取り組みました。

― 違った立場で『HORMO』開発に関わったおふたり。印象的だった開発時のエピソードなどありますか?

中川
会社としての大きなプロジェクトですので、本当にいろいろなことがあった準備期間で、充実した日々を過ごしていました(笑)。

石本
たとえば…“HORMO”という名前が決まるまで、何度も議論を重ねましたね。

中川
そうそう!最初は「HATSUMO」や「ハツモス」が候補だったんです。耳で聞いて、瞬時に商品のよさ・特徴が魅力的に伝わる名前を考えていて…。それだけじゃなく、育毛剤っぽさが露骨なものより、自分のための商品だと確信をもって愛用してもらえる名前はなんだろう…と逡巡して、一番の特徴である「発毛促進“ホルモ”ン(※)」から名前をもらい、『HORMO』が誕生しました。

※ エチニルエストラジオール。

― 『モリモリスリム』『シボヘール』『SIWA-KC』と、ハーブ健康本舗の商品名って、ユーモアがありつつ、どういう商品なのか直感的に伝わるのが特徴的ですよね。「HATSUMO」や「ハツモス」だったら、またちょっと印象が変わります…。

石本
『HORMO』のネーミングに加えて、パッケージや容器のデザインもかなりこだわってつくりあげています。品質管理の観点でいえば、容器にデザインを入れ込む上で印刷範囲に規定があり、実現したいデザインとどうすり合わせるかが難しいポイントでした。

中川
容器の横に使用量の目安となる目盛りを入れようとなったのですが、印刷範囲の問題で難しいんじゃないかという話になり…。クリエイティブ制作チームと何度も相談しました。

石本
パートナー企業の容器メーカーさまにもご協力いただき、なんとか理想のデザインを具現化しようと画策し、実現できました…。そういえば、色も製造期日ギリギリまで悩みましたね、部屋に置いておきたくなる高級感があり、「すごい商品なんだ!」と納得できそうな色ってどんな色だろうと議論して…。

中川
ちなみに商品名の上に鳥のデザインがあるんですが、これ“不死鳥”なんですよ。デザインを決める段階で「神秘的なパワーを感じる不死鳥にしようか、それとも鳳凰のデザインの方が高級感が出るのか…」なんて議論もあって…。

石本
博士のデザインをのせる案もありましたよね?

中川
「ドクターハツモ」ね(笑)。クリエイティブ制作のメンバーが何十パターンも用意してくれた中から、最終的にいまのデザインを選びました。

― 不死鳥か鳳凰か、それとも博士か…白熱した議論になりそう…(笑)。

毛髪診断士を取得!『HORMO』開発者としての覚悟と将来のビジョン

中川
ただ多くのお客さまに使っていただくだけでなく、より多くの方にファンになっていただきたい、という想いがありました。販売前に何度も商品を使用して、使用感の確認やベストな使用方法を模索して、お客さまにどう案内するかの検討を重ねました。

石本
敢えて適量より多く使用した際の状態をチェックしたり、男女や年齢層で使用感にどのような違いがあるか、社員の皆さんにも協力してもらいましたね。

中川
成分や配合量も大切な要素です。でも、お客さまの視点で実際に使ってみて、はじめて気付くこともたくさんあります。お客さまがHORMOを長く愛用したくなるよう、使用量の目安や使い方のポイントをしっかりと言語化しました。

― 正式リリースする前から、お客さまへの案内方法まで考慮して企画・開発されているのですね。もうひとつ、ずっと気になっていたのですが、この証明書って…。

石本
実は『HORMO』リリースに先立ち、中川さんと私で毛髪診断士の資格を取得しました。

― 毛髪診断士!

中川
ヘアケアの商品を取り扱い、髪に関する情報を伝える立場として、責任をもって発信ができるように…との想いで勉強しました。

石本
仕事の合間に、事前に指定された書籍を読んで勉強して、2日間の研修期間を経て、試験に合格すると取得できる資格です。座学に加えて実技もあって…たとえば髪の毛を抜いて毛質の種類を見極める、といったことを経験しました。

中川
ヘアケアの世界は、肌の世界に比べて研究が十分進んでおらず、まだまだわからないことが多いそうです。最新の情報を得ようと、私たちのようなヘアケア商品の販売者のほかに、美容師の方が受講されているのだと伺いました。

石本
品質・法務管理の担当者として、より正確に成分や原料の情報を把握するために、業務の一環で研究論文を読まないといけない場面が多くあります。毛髪診断士の資格を取得する中で、毛髪に関する基礎知識が身につき、論文を読み進めやすくなったように感じました。 

― 販売するスタッフが販売する側の責任として、毛髪診断士の資格を取るなんて…ヘアケア市場参入に対する並々ならぬ想いを感じます!

中川
会社が事業を推進する上で『HORMO』が重要な柱商品となるため、お客さまが手にとって大満足できる商品にするために頑張らなきゃ!という強い想いがありました。成分のバランスから容器の選定まで、本当に細部までこだわっています。

石本
いくらよい成分があったとしても、考え無しに大量に配合すればよい訳ではありません。適当な配合では、使用感や原価、品質に悪影響を及ぼしかねないからです。健康食品・化粧品開発のノウハウと、収集したヘアケアの最新の知見を駆使して、『HORMO』は完成しました。

中川
中身はもちろん、容器もこだわっています。デザインに凝ろうとすると、選べる容器に制限が出てきます。理想的な質感・デザインを再現する容器選定に苦労していた上に、お客さまの利便性を考えメール便配送可能なサイズ感にすることまで検討しはじめたので、サイズの制約も出てきて…容器選びには骨が折れました。

石本
容器メーカーさまにも情報をかき集めていただき、唯一これしかない!という容器が見つかったんですよね。開発チームだけでなく、たくさんの人の想いが込められた商品なので、ぜひ多くのお客さまに使っていただきたいです。

― 今回のインタビューでお伺いできたのは、氷山の一角に過ぎないのかもしれません…計り知れない想いが込められた『HORMO』。今後、シリーズの拡充でこんな商品をつくりたい!あるいは、こんなブランドに育ってほしい!という想いがあれば聞かせてください。

中川
現在は育毛剤とサプリメントが『HORMOプレミアムシリーズ』のラインナップです。今後、ブランドとして成長していくためには、お客さまに「これが欲しかった!」と思ってもらえる商品をリリースする必要があります。

石本
実はちょうど、私が『HORMO』シリーズの新たな商品の企画・開発に関わっています。お客さまが日頃どのようなヘアケアを行い、どのようなニーズをお持ちなのか…企画の方向性を定めているところです。

品質・法務管理を推進しつつ、お客さまが抱えているヘアケアへの想い・悩みに真摯に向き合い、商品を使っていただくことで喜びと感動を提供できるような、愛される商品の開発に取り組んでいきたいなと思います。

中川
老若男女、たくさんのお客さまのお悩みを解決できるものづくりをしたいですね。ヘアケアはもちろんですが、まだまだお客さまの悩みが深い分野・市場がたくさん眠っていると思います。ハーブ健康本舗はスピード感が自慢の会社ですので、いち早くお客さまによい商品をお届けできるよう、毎日頑張ります。

ひとりでも多くの方に「喜び」と「感動」を…価値を届けるために、ものづくりには妥協しない!

本ブログでは、以前に代表の永松のインタビューで『HORMO』をご紹介しました。今回、開発の現場で実際に販売に向け取り組んだメンバーから、貴重な話を聴くことができました。

商品名からデザインの細部まで徹底的に議論し尽くす姿勢。販売者の責任として毛髪診断士の資格を取得する覚悟。

その背景には、お客さまに高品質で満足感が高い商品を届けたい、ずっと使い続けたくなるほどファンになってもらいたい、という開発チームの強い願いがありました。

本格的にスタートしたヘアケア市場への参入。『HORMO』のさらなる躍進が楽しみです!

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執筆:住吉泰地(すみよしだいち)
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