「守り」から「攻め」へ。2023年に勝負をかけるハーブ健康本舗の方針と未来像

2022年も残り1ヶ月を切りました。師走の忙しい時期、いかがお過ごしでしょうか？

10月で無事に期末をむかえたハーブ健康本舗。先日、2022年下期の振り返りと来期の方針について、全社向けに発表がありました。

2020年11月に打ち出した3ヶ年計画で掲げた売上目標は『150億円』。

しかし、海外情勢の急激な変化やコロナの落ち着きによる広告のレスポンス低下を受け、2021年11月～2022年4月の上期では、目標未達という苦しい状況を経験しました。

2023年10月まで残り1年。ハーブ健康本舗にとっての勝負の1年をどう進んでいくのか…。

会社方針について、代表・永松が社員に伝えたメッセージから抜粋してご紹介します。

安全運転で走行した「守り」の1年…年商150億円を目指し「攻め」の方針へ

永松
2022年を簡潔に表現すると、”急速な環境変化があったため、安全運転に徹した「守り」の一年”でした。

中国市場は、広告表現や商品に対する規制が厳しくなり、同時にコロナや戦争などの政治リスクが顕在化。これにより、越境ECは苦戦を強いられた1年でしたね。

国内では、Web市場の環境変化が顕著でした。特に4月以降、コロナの影響が落ち着くにつれ競合が増え、広告費用が高くなったため、お客様へ商品のアプローチをしにくい現状が続いています。

その一方で、国内の卸事業が販路を拡大し、順調に成長しているという嬉しいニュースもありました。

環境変化で会社がブレないよう、社内体制を整えたり、拡大可能な商品の開発に集中したり、新販路の情報を収集したり…とにかく守りに徹した1年でした。社員の皆さんもキツかった時期があったかと思います、いつもありがとうございます。

2023年度の期が11月よりスタートしましたが、これからの1年は「攻め」の1年です。

必達目標133.6億円は着実に狙いつつ、上位目標として3ヶ年計画で目指していた150億円の大台を達成すべく、大きく前進していきたいと思います。

会社として、大きく広告費を投下するよう検討しています。もちろん市場全体を最適化しながら、効果的に運用し、たくさんのお客様に価値を届ける企業を目指していきましょう。そのための組織づくりも、引き続き進めていきます。

販促面では、いままで準備してきた新しい商品のご案内がスタートします。お客様からどのような反応がくるか…今から楽しみですね！

国内のオフライン・オンライン販路、ECモール、越境ECなど、販路ごとの商品展開を強力に推進し、会社規模を大きくしていきましょう。拡大に対応できる社内外の体制構築も、会社としてスピード感をもって進めていきます。

ハーブ健康本舗の未来像「独立企業衛星体」とは？

ここまで2023年度の方針について話しましたが、2～3年先の、中長期的なビジョン実現に向けても、準備を進めていきたいと考えています。

中長期的な未来をつくっていく上で大切にしたいのが「経営方針」です。お客様満足の追求・社員の幸福の追求・社会貢献。大きく3つのテーマが、会社の永続的な発展に不可欠だと考えています。

経営方針を踏まえて、いまの環境変化にスピーディーに対応できるよう、将来的に同じ会社の中で分社化し、独立した組織として決断・行動する。ハーブ健康本舗にはそういう組織変革が必要だと考えています。

個々の部門が全体最適の観点をもち、前進し続ける「独立企業衛星体」。これが会社の未来像です。いち早くお客様に価値を届けられる組織として、パワーアップしていきましょう。

そのためにも、ハーブ健康本舗の社内・社外の体制強化が不可欠です。「独立企業衛星体」として機能するには、各部門で経営者と一体になった人が、迅速かつ正確に判断する必要があります。

部長・役員・事業リーダー・グループ会社社長が輩出できるよう、教育体制を見直していきます。

会社全体で、事業目的や全社・部門の目標、達成に向けたプロセス、価値判断基準の共有、各人の役割の明確化を進め、組織力を高めていかなければなりません。

そして、会社およびメンバー間の信頼関係を築き、一致団結して価値を創造する。そんな組織を目指していきます。

その土台として、働きがいと働きやすさを両立させた職場環境・制度づくりは、会社の優先事項だと考えています。社員の皆さんの意見も取り入れ、変革を進めます。

『初心を忘れず、そして未来に向かって――』2023年も前進し続ける！

全社発表の終了後、期末を無事むかえたお祝いを兼ねて、慰労親睦会を実施しました。

以前の記事でご紹介した通り、社内で定期的に飲み会を開催しているハーブ健康本舗。今回も幹事のスタッフがオリジナリティあふれる会を企画してくれました。

今回の慰労親睦会のコンセプトは『初心を忘れず、そして未来に向かって――』。

意識せずとも初心を忘れることなく、素直な気持ちで日々を過ごしていたあの頃。心の底からではないにしろ、ふと頭に浮かんだこともあるかもしれない。

子ども心に感じていた「ご飯を食べずにドーナツをたらふく食べてみたい」「マクドナルドとケンタッキーのチキンナゲットを食べ比べたい」「懐かしの駄菓子を心ゆくまで堪能したい」という願い。

すべて実現できるよう配慮された、独特のメニューがズラリとテーブルに並びました！

健康『食品』を取り扱う会社の名に恥じないよう、フードロス対策もバッチリ。余った料理は小分けして持って帰れるよう、子袋を完備している幹事の隙の無さ。

メンバーの自己紹介コーナーや、事前の社内アンケートによるクイズ大会…楽しい時間を過ごしました。

『初心を忘れず、そして未来に向かって――』

3ヶ年計画による150億円の売上目標に向かって取り組みつつ、中長期的な未来像を実現するために変革を続けるハーブ健康本舗。

攻めの1年となる2023年も、お客様に期待を超える喜びと感動を提供する会社として、日々精進してまいります！

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執筆：住吉泰地（すみよしだいち）
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