ハーブ健康本舗の行動指針「クレド 22ヶ条」。

クレドは、ラテン語で「価値観・行動指針」を示す言葉。メンバーは経営ビジョンの実現に向け、クレドに表現された価値観・行動指針に基づき判断・行動することが求められます。

「経営ビジョンの実現に欠かせない行動指針…ってことは、仕事以外のことでもこの指針で行動したら、きっと大きな目標や夢が実現するはず!」

…そんな軽~い気持ちで重~いチャレンジに挑戦する『会社の行動指針を信じて○○してみた』シリーズ第3弾!

今回はズバリ「山道100km」のレースに出場します。

はじめに

こんにちは、ハーブ健康本舗『ふんばるブログ』執筆担当の住吉泰地(すみよしだいち)です。

元ハーブ健康本舗の社員で、現在はフリーランスとして活動中。ハーブ健康本舗の社員時代にシリーズ第1弾「山道60km走ってみた」で約60㎞の山道レースに出場した者です。

趣味のランニングは相変わらず続けていて、仕事の合間に気が向いたら公園を軽く走りに行く…みたいな生活をしています。


先日、ランニングつながりの友人とごはんを食べていたら、「これ!この大会に出なよ!」と声をかけてもらいまして。

お酒で気分も良かったから、言われるがままエントリーしたんです。

球磨川リバイバルトレイル

この大会の「川辺川コース」っていう部門にエントリーしたんですよ。

で、エントリー後にホームページをよくよく確認するとですね…

約100kmって書いてあって。

あちゃーって感じです。

さすがに事前に確認しておくべきでしたね。
(ちなみにもうひとつの球磨川コースは160km超え…これまたスゴい…)

補足しますと、球磨川リバイバルトレイルは「トレイルランニング」という競技の大会です。

トレイルランニングとは、林道、砂利道、登山道といった未舗装路を走る競技のこと。

山や丘陵のきれいな空気、壮大な景色が味わえる一方、石や岩、木の根、階段など不安定な場所が多く、また山の標高差が激しく、通常のマラソンとは一線を画しています。

今回エントリーした球磨川リバイバルトレイルは、2020年7月に起こった豪雨による災害の復興プロジェクトとして開催される大会です。

広大な球磨川・川辺川の素晴らしさに触れるトレイルランへの参加が、少しでも復興の一助となることを願っております。

【目標は高く明確に】目標は数値化して高く設定し、第三者が見ても分かるレベルに明確にする

夢を実現するには、その夢を強くイメージして目標を明確にすることが第一歩です。「なれればいいな」ではなく、理想の状態を強くイメージし、それを絵に描けるレベルにまで明確にします。何を、どんな方法で、いつまでに、どれだけの結果を出したいか、数字として表現できるものは、すべて数値化して高く設定し、目指す目標を第三者が見ても分かるレベルに明確にします。

クレド 第6条
[目標は高く明確に]より

調べてみると、コンセプト良し・補給食も魅力的・周囲の評判も最高!のめちゃくちゃ素敵な大会でした。でも走る距離が距離なので、ものすごく不安…。

そんな時、ふとハーブ健康本舗時代に挑戦した山道60kmレースを思い出しました。

当時もクレドを片手に
悩んでいました…

そういえばあの頃は、60kmもの距離を、しかも山道を走るなんて信じられない…と思っていました。会社のブログで挑戦を表明した後も「この走力でレースに出て大丈夫なんだろうか…」と不安に感じる日々が続いていたのを覚えています。

しかし、同時に「やる」と宣言した以上は動かないといけない!という気持ちも起こり、業務と並行して少しずつ練習を重ねました。結果として60kmを超えて走り切ったことは、いまもなお自信につながっています。

高い目標を掲げ「やり切ります!」と周囲に宣言するのは、強い覚悟と勇気が必要なこと。その分、達成したときの喜びや感動は計り知れません。

自身のパワーアップのため、一皮むけるために、「山道100kmの球磨川リバイバルトレイル 制限時間内に完走」を目標に掲げ、練習を開始することにしました。

【逆算のプロセス設計】目標達成のためのプロセスを逆算して、具体的に設計する

目標を立てて次にやることは、結果思考でプロセスを設計することです。結果思考とは、将来実現したい理想の状態を明確にイメージし、それを実現するまでのプロセスを、理想の状態から逆算して設計し、今やるべき事を具体的にして対処する方法です。目標を明確に立てたら、必要な要素をすべて書き出し、優先順位を考えて、いつまでにそれぞれの要素を完結させるかを決定します。

クレド 第7条
[逆算のプロセス設計]より

やると決めた以上は、練習しないといけません。ハーブ健康本舗のクレドになぞらえて、練習計画を立ててみることにしました。

「将来実現したい理想の状態を明確にイメージ」するためにも、まずは「山道100kmを完走する」とはどういうことなのか、言語化してみることに。

長距離のトレイルランニングを完走するには、100kmの長い【距離】を走り、制限時間23時間という長い【時間】身体を動かし続ける必要があります。加えて、山道の上り・下りに耐えうる【脚力】【体幹】も欲しいし、練習中の【怪我防止】や【夜間走】のスキルも身につけたい…。

目標達成に向け、複数の要素が洗い出せました。今度は、2023年3月11日の本番に理想の状態が実現できているとして、逆算してプロセスを設計することに。

【距離】【時間】は、最終的に達成したい目標値(100km走り切る/23時間身体を動かし続けられる)に沿って段階的な目標を設定し、段階目標達成に向けた練習メニューを別途作成・管理することにしました。

その他のトレーニングや完走のための情報収集・準備は、各月に実施することを明記してスケジュールに落とし、順次進めていくことに。

具体的な期日感が見え、いま何をやるべきなのかが可視化されることで、一段と「頑張らねば…」という気持ちも沸いてきました!

【圧倒的スピードで行動】スピードは競争力!圧倒的スピードで行動、業務を推進する

競争の激しい現代社会において、スピード感あふれる行動力、推進力は、高い競争力となります。また、チャンスは一瞬しかないことを心得ています。だから、私たちは、計画を立てたら、明日からではなく、今すぐ、即行動を起こします。目の前の仕事はいつまでにやるか、必ず期日を決めて取り組み、特に「ここぞ」という場面では、圧倒的なスピードで業務を推進します。

クレド 第8条
[圧倒的スピードで行動]より

目標設定と日々やるべきことが明確になったので、さっそく練習を開始することに。

マラソン練習は必ずしも強度が高いメニューを毎日こなせばOKという訳ではありません。趣味として楽しく走っている市民ランナーが、急に激しい練習メニューを連日こなせば、身体はすぐに壊れてしまいます。

メニューにはメリハリをつけ、ここぞ!という時に強度が高いメニューを組み、それ以外はジョギングを中心にしたメニューで、ゆっくりでもひたすら距離を踏むことにしました。

計画を立てた翌日からさっそくジョギング!福岡県の市民ランナーご用達『大濠公園』に、朝5時半起きで走りに行きました。冬の早朝は真っ暗…。

朝7時を過ぎてくると、徐々に太陽がのぼり始めました。公園の中心部にある池に夜明けの街が反射し、なんとも幻想的な風景に…。

たまには早起きするのも悪くないものですね。

ジョグ以外の練習メニューも予定を立てたので、しっかり行動に移して、本番まで練習を重ねていきたいと思います。

【一流のプロを目指す】圧倒的な結果を出せる「一流のプロ」を目指し、結果で勝負する

プロとは結果で勝負する人の事です。仕事にとって結果とは、どれだけの成果を生み出したかに尽きます。私たちは結果を出せるプロになる為に、明確な目標と具体的なプロセスを設計して、目標を達成するためにベストを尽くします。また、私たちは、このクレドに表現された価値観に基づき判断し行動することで、私たちの経営ビジョンを実現していきます。

クレド 第21条
[一流のプロを目指す]より

私にとって100kmの山道完走は、現時点では未知の領域です。実際にどのくらいキツいものなのか、どのようなトラブルがあるのか、どのあたりで「やめたい」と思うようになるのか…(笑)。

わからないことだらけですが、掲げた目標を達成するためにベストを尽くし、圧倒的な結果を出せるよう頑張りたいと思います。

昨年末にハーブ健康本舗を退職し、フリーランスで活動する現在。未熟な部分をたくさんの人たちに支えていただきながら、日々仕事をこなしています。

来年はさらなる飛躍の年になるよう、この「山道100km」の挑戦を経て、仕事もプライベートもパワーアップしようと決意しました!

有言実行で結果を出す。そのための努力を惜しまない。その姿勢を貫き、本番まで頑張っていこうと思います。

本番までのチャレンジの様子は、引き続きこの『ふんばるブログ』で定期的に公開してまいります。今後もご覧いただけますと幸いです!

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執筆:住吉泰地(すみよしだいち)
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