2020年8月末に移転したハーブ健康本舗(以下ハーブ)。その新オフィスを余すところなくご紹介しようと、前回の記事にて、新オフィスのコンセプト、またエントランス~3階のカスタマーサービス、システム、バックオフィスの勤務スペースについてご紹介させていただきました。

今回はその続き!さらに階をあがり、4階の企画職が仕事をするスペース、そして、5階の多目的スペースについて、写真を交えてご紹介していきたいと思います。「すごいの出そう」へのこだわりがさらに色濃く反映されたオフィス内、しっかりとお伝えしてまいります。

勤務スペース(4階):オープンさを徹底追及!発想と閃きを生み出す企画スペース。

ハーブは横に長い組織形態をしており、たくさんの部署に分かれて仕事をしています。そんなハーブの事務所4階は、商品開発や広告クリエイティブ企画、メディア企画、CRM企画、クリエイティブ制作、EC企画といった、企画系の仕事を担当するメンバーが仕事をするスペースとなっています。

前回の記事でご紹介した3階の勤務スペースと少し異なり、この4階には個室空間がないのが特徴です。打ち合わせできるようモニターつきのスペースはありますが、木材の柱に囲まれた空間で壁による区切りはなく、部屋全体を広々と見通すことができます。

企画職はお客様に喜びと感動を提供できる優れた商品やサービス、新しい価値を考えて考え抜くことが大切な仕事。加えて、密なコミュニケーションによる部署連携も仕事を進める上での重要なカギになります。自由な発想で今までにないアイデアを生み出し、かつコミュニケーションが円滑に進むよう、オープンな雰囲気を徹底追及した4階スペースが設計されました。室内の至る所に飾ってある植物に囲まれ、また柱にちょこんと顔を見せるハーブのキャラクター「草穀菜果木(そくこくさいかもく)ちゃん」に見守られつつ、ふんばる日々を過ごしています。

また、ハーブはフリーデスクでの仕事形態をとれるようになっています。どんな場所でも仕事がストレスフリーで取り組めるよう、コンセントやモニターといったインフラ面も完備。仕事する上での機能性を担保した上での開放的な空間づくりを徹底しました。

3階同様、窓際にはソファスペースがあり、業務の合間に少し休憩したり、気分転換で場所を変えて仕事したりするなど、各人の自由な時間の使い方も可能です。冷蔵庫やウォーターサーバーもある水回りは、洒落のきいたカウンターテーブルと脚の長い椅子があり、ちょっとしたバーの雰囲気を醸し出しています。

多目的スペース(5階):音楽好きの代表がつくっちゃった!事務所にまさかの○○○○が…。

ハーブ事務所のご紹介もいよいよ大詰め。最後に5階の多目的スペースをご紹介させて頂きます。

4階からエレベーターを使って上にいくことも可能ですが、4階と5階をつなぐ中階段から上がっていくこともできます。ガラスで囲まれた空間には日の光が差し込み、ハーブのコーポレートカラーである赤のラインも印象的。階段下には椅子とテーブルが設置されており、静かで居心地よく、仕事が捗る集中スペースだと一部社員でもっぱら噂になっています。

5階は多目的スペース、と最初にお伝えしましたが、会議や業務、休憩、社内のちょっとしたイベント等、かなり様々な用途で使えるように設計された場所になっています。また、外部のパートナー企業様がハーブに来られた際は一度5階にお越しいただくようにご案内しており、1階エントランスに続く会社の“顔”としての役割も果たしています。

奥側には、経営企画と海外・卸事業が仕事をする勤務スペースがあります。木の家具の温かい雰囲気は残しつつ、全体的に落ち着いた色合いで、シックな雰囲気になっています。さらに、会議に使用できる個室のスペースが2つ。集中環境を提供する個室の良さは残しつつ、大きなガラス窓で圧迫感のない適度な解放感も兼ね備えています。

そして最大の特徴は、5階の広々としたスペースにドドンと出てくるステージ

事務所移転前から、過去バンドをしていた音楽好きの代表・永松が「新しい会社にステージをつくるんだ」とワクワクしていたので、内心「さすがに嘘でしょ」と思っていたら、本当に実現していました…(笑)。

ステージというだけあって、音響や照明へのこだわりがたいそう強く、マイクやスピーカーは音質が良いものを厳選し、ステージ上のライトの照明も明るすぎず暗すぎず、スクリーンをキレイに映しつつ登壇者も明るく…といった要望をクリアした、関係者の涙ぐましい努力がにじんだ場所です。そんなこだわりのおかげで使い勝手はよく、10人以上の大人数で集まって、ステージのスクリーンに資料を投影し、マイクを使って本格的なプレゼン形式で話をするなどして業務活用しています。人数が多い会議体は場所の確保が難しく、また密集具合も気になっていたのですが、5階は十分な収容力もあり、広々と使うことができます。

もちろん業務だけでなく、休憩スペースとしても利用でき、お昼ご飯を持ち込んで食べる社員もよく見かけます。また、ちょっと疲れた時などは備え付けのソファにドカッと座って一息つくのもオツなもので、陽だまりが心地良く、ついうとう…としてしまうことも。ハーブの種をイメージした天井と床のシルエット、まっすぐ未来に向かって伸びるコーポレートカラーの赤い線、あたたかさを醸し出すウッドデッキ等、伝えたいメッセージがたくさん溢れたスポットです。

ガラス扉を解放すると外に繋がっており、植物が生まれ育つ環境をイメージしてつくられたテラス席が現れます。天気の良い日に出るとちょっとしたピクニックにきた気分も味わえる、憩いの空間です。

これが新事務所の全貌です!いかがでしたか?

ハーブの企業理念「すごいの出そう」を体現した新しい事務所の全貌を、前編・後編の2回にわたってご紹介してまいりました。

今回ブログで事務所のことをご紹介するにあたり、改めて施工やデザインに携わっていただいた外部のパートナー企業様に、事務所移転の企画段階から実際の移転にいたるまでの想いや、デザインのこだわりについてお話を伺ってきたのですが、ハーブらしさを考え抜いたコンセプトから、細部に至るまでコンセプトを実現する家具ひとつひとつの選び方まで、かなりこだわりをもってつくられた事務所であることを改めて実感することが出来ました。自身が知らないこともたくさんあり、大変勉強になりました。

何気なく過ごす会社の環境ですが、そこにはたくさんの人が関わっており、たくさんのメッセージが至る所に込められています。忙しい日々の中で、ふと周りを見渡し、「これはどんな想いで作られたのだろう?」「どんなメッセージが込められているんだろう?」と考えてみるのも、新しい発見があって楽しくなるかもしれませんね!

というわけで、ハーブはこの新しい職場環境にて、いままで以上に頭をひねりながら、「すごいの」を出すべくふんばる日々を過ごしていきたいと思います。今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。

※写真撮影のため、一時的にマスクの着用無しで撮影しています。通常勤務時は、コロナ感染を防ぐためマスクの着用および手洗いうがい、アルコール消毒の徹底をして業務に取り組んでいます。

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