ハーブ健康本舗の行動指針「クレド 22ヶ条」。

クレドは、ラテン語で「価値観・行動指針」を示す言葉。メンバーは経営ビジョンの実現に向け、クレドに表現された価値観・行動指針に基づき判断・行動することが求められます。

経営ビジョンの実現に欠かせない行動指針…ってことは、仕事以外のことでもこの指針で行動したら、大きな目標や夢が実現するはず!

――そんな軽い気持ちで重いチャレンジに挑戦する『会社の行動指針を信じて○○してみた』シリーズ第3弾。いよいよ「山道100km」のレース本番を迎えます…!

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【ルールを守る】私たちは、円滑な組織運営をするため、会社のルールを順守する

会社は、生まれも育ちも違う、様々な経歴、価値観を持つ人の集合体です。そんな違う経歴、価値観を持つ人たちが集まる組織が、ビジョン実現に向けて前に進んでいくには、基本的価値観、判断基準に加えてルールの共有が必要です。だから私たちは円滑な組織運営のため会社のルール(ベーシックルール、コミュニケーションルール、組織のルール、コンプライアンス等)を順守します。

クレド第5条
[ルールを守る]より

今回の球磨川リバイバルトレイル、距離が長い分、必携品がかなり明確に決められています。

山中でのトラブルに対処できるよう、防寒アイテムや怪我したときのキットなどをザック(ランニング用のカバン)に詰め込んで出走するよう義務付けられています。

参加者の命を守り、大会を気持ちよく運用する上で、大会のルールを守ることは大切です。円滑な運営に貢献すべく、参加者は大会の規定に沿った行動をして、山のレースに備えます。

記載の通りに準備をして、スタート前の必携品チェックをなんとかクリア。周囲の友人・知人に必携品の情報を教えてもらったり、一部アイテムを借りたりして、だいぶ助けてもらいました…。

【チームワークを重視】メンバーと「切磋琢磨」し「チームワーク」を重視する

チームメンバーは、理念とビジョンを共有する仲間です。仲間とは、共に競い合い、励まし合ってお互いを高め合う「切磋琢磨」の関係を築き、「チームワーク」を重視して仕事をします。また、チームの目標と、チームにおける自分の役割や責務を、常に意識し、お互いの強みを高め合い、弱みを補完し合って、チームとして相乗的な力を発揮できるチーム体制を構築していきます。

クレド第14条
[チームワークを重視]より

午前11時半、いよいよスタート!天気は快晴で走りやすい気候。

今回のレース、参加した友人がスタートから一緒に走ってくれました。気が遠くなりそうな長い距離の中、常に声をかけてくれる友人がいるだけで、いつも以上に頑張れるから不思議です。

さらに、コースの休憩ポイントごとに、サポーターとして別の友人が先回りして、食事や飲み物を届けてくれました。応援サポートも大変な中で、定期的に声掛けしてくれて、本当に嬉しかったです。

走ること、サポートすること、それぞれやっていることは違えど、チーム一丸となってゴールに向かって進んでいる感覚がありました。ひとりでは挫けそうなことも、チームの力で最後まで走り抜けるのだと、改めて実感。

【常にポジティブ】問題が発生しても、常に「ポジティブ思考」で、積極的に行動する

私たちは、嫌な問題が発生しても「嫌だな」「ついてないな」とネガティブに捉えずに、その問題をポジティブに捉えて喜ぶようにします。問題は人を成長させる為に必然的に表れます。問題が起きた時は「この問題は自分に何を気づかせる為に起きたのか?」「どういうシグナルか?」と考えて、自分の考え方や行動を変えていきます。そうすることで、目の前に新しい世界が広がります。

クレド 第16条
[常にポジティブ]より

100kmの道のりは本当に長い…道中はたくさんのトラブルが起こります。

20km過ぎには、登り坂の途中で岩肌に足を取られ転倒。膝を擦りむいた程度で、走れなくなる怪我ではなかったのが幸いでした。

40kmを超えると、脚全体の筋肉の疲労が溜まり、体力・気力も徐々にしんどくなり始めました。無理せずに休憩を挟みつつ、ゆっくりでも出来る限り身体を動かし続けるようにしました。

レース中のトラブルはメンタル面に打撃を与えます。脚が動かなくなるほど重く、痛くなり、辞めてしまった方が楽…。そんな時にいかにポジティブに気持ちを切り替えるか、その重要さも痛感するレースでした。

きっとこのレースを頑張ったら、今度はもっと成長して、長い距離でも余裕で走れるようになれるはず!と、なるべく言葉にして口にしながら前進し続けました。

しかし、世の中は決して甘くありません。

【常にチャレンジ】拡大可能な1勝を作るために、常にチャレンジし続け、現状を打破する

現状に満足し、現状に留まることは、「退化」を意味します。だから、私たちは現状に留まることを断固拒否します。成功させにくい新しいことに日々挑戦し、努力と工夫を重ね、成功させるために前進し続けます。チャレンジする際は、事前にリスクとリターン、必要事項を正しく把握して小予算でテスト!私たちは、評論家ではなく勇気ある実践家、常にチャレンジし続けます。

クレド第9条
[常にチャレンジ]より

60km過ぎて、コースは過酷な山道。正直脚も心身も疲れ果て、進みはするもののスピードはガタ落ち。

時刻は深夜2時過ぎ。関門地点である67kmの休憩所にたどり着いた時には、すでに関門時間を過ぎていました。

関門時間を過ぎた場合、選手はその時点で出走を止められます。残念ながら、私はここでリタイアすることになりました。

クレド実践企画としては失敗になるので、悔しさと申し訳なさとで、気持ちが沈みます。

それ以上に疲れ果ててもいたので、この日はそのまま食事をとりつつ、ゆっくり休みました。


後日、レースを終えて、大会時の写真をみながら、今回の取り組みを振り返る中、もう一度クレドを読んでみよう、と思い立ちました。

その中で目を止めたのが、【常にチャレンジ】です。

私はアスリートではないので、きっとこのままチャレンジ終了としても、誰かに咎められたり怒られたりはしないのだと思います。

しかし、せっかくの経験がこれきりになってしまうよりは、この経験を活かしてさらに自分の可能性を拡げられた方が、人生がより楽しくなるんじゃないかと考えました。

現状に留まらず、成功に向けて常に挑戦し続ける。その先に何があるのか分かりませんが、とりあえずこれで終わりにせず、もう少し頑張ってみることにしました。

【私たちの使命】私たちの使命は、お客様に期待を超える「喜び」と「感動」を提供することです

私たちの使命は、美と健康に役立つ、独創的な商品とサービス(ユーモアと効果をテーマとしたハーブブランド)を創造し、それを求めるお客様に提供することで、期待を超える喜びや感動を感じていただくことです。そして、その結果としてお客様より圧倒的支持を受けることです。私たちはこの使命を、プロ意識を高く持って、妥協せず、明るく楽しく実現していきます。

クレド第1条
[私たちの使命]より

大会にリベンジしようとしても、レース日程はまだ先の話。何か代わりに出来ることはないかと、直近のランニングレースやイベントを探していく中で、面白そうなイベントを見つけました。

「24時間EKIDEN」。福岡・宗像市で開催されたリレーマラソンで、24時間の制限時間の中、会場となる公園をひたすら周回する大会です。

本来チーム戦のイベントではありますが、今回は挑戦ということで、運営側にも相談し、ひとりで24時間走らせて頂きました。

様々なトラブルもありつつ、たくさんのサポートや応援を頂き、トータル110kmを完走しました!

自分で「限界だ!」と思っていることに対し、あきらめずに前向きに取り組んでいく。周囲の予想を上回るような、よりレベルの高い挑戦を続け、結果を出す。そこに、期待を超える喜びや感動が生まれます。

ハーブ健康本舗は、『すごいのだそう』という企業理念のもと、ユーモア&高品質の商品・サービス提供を徹底し、お客様支持No.1で長く愛されるブランド・圧倒的支持をいただける存在を目指しています。その想いを、社員一人ひとりが体現できるよう、皆で日々精進しています。

その精神を大切に、私自身も引き続き、喜びと感動を提供できる存在になれるよう、公私ともに頑張っていきたいと思います!

24時間走り続けた様子は
↓下記YouTubeで公開しております↓


決心編、修行編と3話にわたってお送りした『会社の行動指針を信じて山道100km走ってみた』シリーズは、本記事をもって完結となります。

新たな挑戦企画の実現に向け準備しております、今後もお楽しみに!

大会公式ホームページに掲載されている写真の一部を記事内に使用させていただきました。当日に向けた準備・運営ありがとうございました!

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執筆:住吉泰地(すみよしだいち)
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