マーケティングとは、「商品・サービスが自然に売れる仕組みをつくること」。市場調査や広告運用はもちろん、商品やサービスを売るためのクリエイティブを創造する力が、プロのマーケターには求められます。

私たちハーブ健康本舗は、特にWebの市場において、20年近くマーケティングに力を入れてきた会社です。

長年の実績から得られるクリエイティブスキルに加え、パートナー企業である広告代理店とタッグを組み、最新トレンドを取り入れながら現場で成果を残し続けてきました。

現場の最前線に立ち、Webマーケティングを推進する2名のメンバーに、制作現場の日々についてインタビュー。成果につながる広告クリエイティブをハイスピードで生み出し続ける秘密に迫ります。

Web企画 平安
2023年11月に入社。新たなお客さまにハーブ健康本舗ブランドを認知いただくべく、Web上での施策を企画・運用・管理している。

Web企画 宮下
2025年8月に入社。社内で広告運用に取り組むべく、部内でチームを結成し、広告代理店さまと別アプローチで自社ブランド拡大を推進する。

高品質な広告をハイスピードで!AI活用とクリエイティブ研修で磨く制作スキル

― おふたりともWeb企画部門に所属していますが、仕事の内容は異なると伺いました。それぞれどのような仕事をしているのですか?

宮下
私は社内の広告運用チームに所属し、インハウス※1事業を推進しています。広告運用を部分的に内製化しているので、クリエイティブの制作業務も社内で行っているんです。いまは動画での広告が主流で、広告疲弊※2も考慮し、現在は1日あたり5本の新しい広告動画を制作しています。

※1 自社内で業務を完結させること。内製化すること。
※2 同じ広告が繰り返し表示されることで、ユーザーからの反応・反響が鈍くなること。

平安
パートナー企業である広告代理店の皆さまとやり取りしながら、広告クリエイティブのチェックをするのが、私の主な業務です。広告の出稿量が多く、細かい案件が重なって、1週間で1000パターンの広告をチェックすることもありました。AIを活用するなど、効果的なチェック方法を模索中です。

― Webクリエイティブの仕事もさまざまなのですね。平安さんのお話から“AI”というキーワードが出ました。仕事でAIを使うのが当たり前になりつつありますが、WebのクリエイティブではどのようにAIを活用しているのでしょうか?

宮下
私は動画制作をする際に、AIを活用しています。広告に合うモデルのイメージをAIで生成することで、実際にモデルを手配する負担が軽くなりました。制作の力になっているだけでなく、アイデアの壁打ち相手としても優秀です。想定するお客さま像をAIに読み込ませ、XやYahoo!知恵袋などに投稿された実際の悩みも参考にしながら、広告の表現や切り口を模索しています。

お客さまが何に悩んでいるのか、お客さまの言葉で把握することは、広告制作において有効です。しかし、毎回お客さまを会社に呼んで直接お話を伺うのは現実的ではありません。AIをお客さまに見立てて対話することで、自分たちだけでは気づかなかった視点やアイデアを得られるのが魅力です。

平安
クリエイティブのチェック作業においても、AIは業務効率化に一役買っています。画像形式で提出されたLP※3の原稿を読み取って修正箇所を洗い出したり、表現の根拠となる論文をすぐに参照できるよう検索したりと、煩雑なチェック業務を幅広くカバーすることが可能です。当社のこれまでのお客さまの傾向や媒体特性を分析し、制作するクリエイティブの方針を定めるのに必要な情報整理にも役立ちます。

※3 Landing Page(ランディングページ)の頭文字。Web上の検索画面やバナー広告の遷移先として設定するWebページのこと。広告・検索といったアクションを経由して、ユーザーが最初に訪れるページを指す。

― より高品質なクリエイティブを生み出すべく、制作・確認の現場それぞれでAIが活用されていることがよくわかりました。

― クリエイティブといえば、以前にブログでも取り上げた社内研修プログラム「クリエイティブ研修」に、おふたりも参加をされていましたよね?

参考記事:売れる企画・ものづくりのノウハウを学ぶ「クリエイティブ研修」に密着

平安
はい、2026年の2月からスタートし、7月で全プログラム7回が修了しました。マーケティングに関わる部署のメンバーが集まり、講義形式でセールスライティングの基礎を学んだんです。“売れるクリエイティブ”をより実践的に自分のものにできるよう、適宜出されるライティング課題にも挑戦しながら、自分のスキルを磨きました。

宮下
クリエイティブ研修では、当社がこれまでどのような考え方で広告を制作してきたのか、セールスライティングの基礎から学ぶことができます。永松社長が実際に使っているフォーマットをもとに、LPのラフをつくりあげる経験はとても貴重でした。実際の業務に活かせる知識を学べたのがよかったです。

平安
私は広告代理店がつくったクリエイティブにフィードバックするのが仕事なので、制作する側ではありません。ですが、研修後に改めて代理店のクリエイティブをみると、ライター目線でクリエイティブの良さを言語化できるようになったことに気づきました。広告内で提示した問題と、その回答に一貫性があることが大切だ、という話が印象に残っています。

― 制作担当でなくても、広告づくりの考え方を学ぶことで、仕事の幅が広がったのですね!

宮下
平安さんが話した点は、私も勉強になりました。それから、お客さまが悩んでいることと商品を使って得られるベネフィット※4が、自分事として感じられるかどうかが重要だというのも、個人的に目から鱗でした。感覚で取り組んでいた広告制作のポイントをきちんと言語化してもらい、より良いクリエイティブを意識的に生み出すことができるようになってきたと感じています。

※4 商品やサービスを通じて得られる恩恵やよい結果、未来の嬉しい体験。単なる実感ではなく、理想の状態が実現した具体的なビジョンを描けるか=ベネフィットを実感できるかどうかが、ユーザーの購買行動につながる。

部署の垣根を越えて、売れる広告を追求!Webマーケティングの仕事の面白さ

― Webのクリエイティブをつくる仕事に関わるおふたり。仕事の大変なところや面白いところ、やりがいに感じていることがあれば、ぜひ教えてください。

平安
次から次へと新しいクリエイティブの切り口を考え、時間に追われながら準備を進める日々は、忙しくもあり刺激的で面白いです。広告代理店の方とクリエイティブの方針を協議していると、社内では思い浮かばない発想が多く、引き出しの多さにいつも驚かされます。表現の基準やルールを確認しながら調整を重ね、成果につながる広告の勝ちパターンを探し続けていきたいです。

宮下
実は私も前職で広告代理店を経験していて。奇抜な発想を思いつくのは得意なのですが、ただ奇をてらうだけでは結果に結びつかないこともしばしばあります。目をひくキャッチーなキーワードを切り口にして、そこからどのように商品の魅力を伝えるか。私たちが言いたいことではなく、お客さまが知りたいことを意識しながら、日々試行錯誤しています。

― 競争が激しいWebの市場でトレンドをつかみ、お客さまに届く広告をつくるために、いち早くよいクリエイティブを生み出す。そこが仕事の大変さであり、面白さなのですね。

― クリエイティブを生み出す現場は、常にデスクの上とは限りません。Web企画の皆さんは、定期的に事務所の5階で撮影をしていますよね?

平安
そうですね、自社の広告クリエイティブの素材を用意すべく、社内で撮影をすることがよくあります。撮影のたびに各部門が協力してくれるおかげで、準備から当日の進行までスムーズに進められるんです。商品開発やマーケティング戦略室のメンバーにモデル役として出てもらったり、クリエイティブ制作にカメラマンをお願いしたり。新しい商材の販促が重なるとスケジュールもタイトになりますが、部署で連携して広告づくりをスピーディーに進めています。

宮下
社内で広告の素材を用意するというのは、ハーブ健康本舗ならではの特徴だと思います。社員のスケジュールをおさえての撮影をしているという話は、他社からはあまり耳にしません。当社は会社の販促に対して前向きに協力してくれる人が多いおかげで、社員の集合写真や商品開発担当者のメッセージなどを、広告の素材として活用できます。

― 他部署の仕事だからと線引きせず、積極的に協力してもらえるのは、業務担当者として嬉しいことですよね!

平安
社長自ら出演してくださるのもよいですよね。会社の代表として、ハーブ健康本舗がどういう会社なのか、ものづくりにどういうこだわりをもっているのか、写真とともにコメントを紹介する広告のコンテンツをつくったこともあります。

宮下
制作側の顔が見えることで、お客さまにも『こんな人たちがつくった商品なんだ』と知っていただける。それが、商品に対する安心感につながるのだと思います。演者・制作側双方で各部署の協力姿勢がある当社の制作体制は、当社のクリエイティブづくりを支える大きな強みです。

平安
もちろん、Web企画部門も自分たちで率先して動いて、広告の切り口の検討や素材の準備を進めています。私も、自分の家族に相談して、実家で撮った写真を広告に使えるように提供しているんです。自分のアイデアが採用されて、広告でよい成果が出ると、やっぱり嬉しく感じます。

― 会社全体で協力しながら、日々アイデアをひねり出して、ひとりでも多くのお客さまにハーブ健康本舗の商品を知ってもらおうと動き続けるおふたり。今後もWebクリエイティブに関わっていく中で、将来の目標やビジョンがあれば聞かせてください。

平安
クリエイティブ研修を受講した経験を活かし、Webマーケティングを一気通貫でできるようになりたいと考えています。LPの構成から提案したり、商品開発ができるようになったり、一度購入いただいたお客さまにファンになっていただいたり…各ブランドのマネージャーとして、幅広くマーケティングに関わっていきたいです。

宮下
お客さまがハーブ健康本舗を知る初めてのきっかけは広告です。重要な最初の接点だからこそ、商品の魅力を深く理解している自分たちメーカーが、Webマーケティングをしっかり理解し、実施しなければなりません。所属しているインハウスチームでいち早く成果を出し、事業全体の推進に貢献していきます。

売れる広告クリエイティブを追求!学びと挑戦が広げるWebマーケティングの可能性

Webマーケティングの世界では、高品質な広告をスピーディーに生み出すことが重要です。競合他社がひしめく市場の中で、商品の魅力をいかにわかりやすくいち早くお客さまに届けるには、日々新しいアイデアを考え試行錯誤を重ねながら、クリエイティブの質を磨き続けることが欠かせません。

ハーブ健康本舗では、生成AIを活用した業務効率化に加え、クリエイティブ研修を通じて、成果につながる広告づくりのノウハウを学べる環境を整えています。さらに、商品開発やクリエイティブ制作など、部署の垣根を越えた協力体制も、日々のものづくりを支える大きな力となっています。

こうした環境の中で、広告クリエイティブの制作・管理に励むWeb企画のふたり。学んだ知識を実践に活かしながら、よりよい広告づくりに挑戦し続けています。

Webマーケティングの仕事を通じて、自分の可能性を広げていきたい。そんな成長意欲をもつ方にとって、実践的な学びと挑戦の機会があるハーブ健康本舗は、魅力的な環境ではないでしょうか。

2026.9.25

著者:住吉
2012年にハーブ健康本舗へ入社、以後10年近く社員として在籍。2022年2月より独立し、現在は外部の立場からハーブ健康本舗を見つめ、ブログを通じて情報発信をしている。