ハーブ健康本舗のふんばるブログを開設して早2年。ふとブログを見返すと、1年ごとに追いかけている社員・井下の記事が目に留まりました。

2020年4月公開記事
2021年5月公開記事

入社して経営企画に配属された後すぐに取材したのが2020年4月、その1年後にどのくらい成長しているのかを取材したのが2021年5月。1年で大きな変貌を遂げた井下の姿をブログでご紹介しました。

もうそんなに月日が経ったのか…と懐かしさに耽りつつ、そういや今どうしてるんだろう…と、井下の現在が気になってきました。そこで、井下にコンタクトをとり、2年目の様子を取材させてもらうことにしました。

【経営企画】井下
2020年1月入社。当初はCRM企画(※)の部署と連携し、数値抽出やキャンペーン内容検討のサポートを担当。

※ 「CRM企画」は、商品を一度購入いただいたお客様が自社商品を長く愛用して頂けるように、コミュニケーションツール、販促物の立案から具現化までを担当する部署 。1年前の井下は、経営企画に所属しながらCRM企画に出向し、数値分析や企画検討を中心に実務・部署運営のサポートをしていました。

CRM企画→○○○○へ。この1年で仕事内容が大きく変わった…!?

― 前回の取材から1年経ちましたが、現在の近況はいかがでしょうか?

井下
実は僕、2021年の12月から【システム】部署の仕事をしているんです。所属は経営企画ですが、仕事の中身はがっつりシステム寄りになりました。

― だいぶ変わりましたね!前回のお話では、経営企画から出向という形で、【CRM企画】の部署で仕事をされていましたよね?

井下
はい。CRM企画での企画立案・設計に加えて、販促に関わるシステム業務も担当していました。僕の異動には、会社全体で“今までにない新しいサービス”や、“お客様にもっと喜んでいただけるキャンペーン”の提供にさらに力を入れよう…というのが背景にあります。

― と、言いますと?

井下
サービスやキャンペーンのバージョンアップには、システム部門の体制強化が必要です。CRM企画の部門からシステムに絡んで仕事をしていた僕が、密にシステム部署に関わることで、会社全体のサービス強化をスピーディーに推進できれば…との思いがあり、仕事内容が大きく変わりました。

― なるほど、それで今までの「販促部門としてシステム業務に関わる」から変わって、よりコアなシステム業務に取り組むようになったのですね。

井下
異動直後は、部署リーダーからレクチャーを1ヶ月間ほど受けて、並行して実務を経験させてもらいながら、勉強し身に着けていくようにしました。ちょうど既存のお客様向けに、年始キャンペーンのご案内が正しく送付できるようシステム設定を行うタイミングでしたので、その引継ぎからはじめました。

― 異動直後からバリバリ仕事をされていたのですね。現在はどのような仕事をされているのですか?

井下
もともと担当していたCRM企画の販促に関わるシステム業務は引き続き自分でやりつつ、新しいシステム業務に挑戦しています。最近では、販促に関わるリスト抽出を主担当として任せてもらえるようになりました。その他にも、お客様向けの様々なキャンペーン設定を並行して進めています。

― 販促やキャンペーンに関わるシステム設定というと、かなり重要度が高いものですよね?システム部門の一角として、メキメキ活躍されているのですね!

井下
ありがとうございます!おかげさまで色々な経験ができています。直近では、お客様にご提供しているサービスが大きく変更したこともあり、システム部署として怒涛の対応ラッシュを経験しました。スケジュールをシート上で管理しつつ、設定変更による不整合をリーダーに確認してもらいながら、設定の実作業と検証を淡々と行いました。変更は無事に完了し、大きな不具合もなく進行できて、安心したのを覚えています。

― 素晴らしいです。もちろん井下さんのポテンシャルの高さもあると思うのですが、異分野の仕事を上手にこなせる理由って何なんだろう…と気になりました。何か気を付けてらっしゃることってありますか?

井下
僕自身がCRM企画という販促に関わる部署で仕事をしてきたので、その強みは活かしたいと考えながら仕事に取り組んでいます。販促部署の企画内容は、施策ごとの成果や影響を意識して一覧を作成し、優先度をつけて対応できるようスケジュール管理を行いました。あとは、企画部署とのコミュニケーションの場でシステム部との認識が揃うよう、密にすり合わせを行うのも心掛けました。

実は打ちのめされていた…?異動後に感じていた想い

― 異動に対しての想いを率直に聴いてみたいです。会社方針に沿った異動で、仕事内容も大きく変わったと思うのですが、異動直後はどんなことを考えていましたか?

井下
異動直後はすごくワクワクしていました。もっと言うと、慢心があったというか、ちょっと調子に乗っていた部分もあったと思います…。CRM企画で多少なりともシステムに触れていたので「たぶん大丈夫だろう」と、知った気になっていました。

― ほう!そうだったんですか。

井下
実際にシステム部署に入ってみて、考えが甘かったことを痛感しました…。仕事してみると、システム業務の奥が深すぎて、僕がもっているペラッペラの知識では通用しなかったんですよね。

― 傍からみると、部署異動後から実務をバリバリこなして、順調に仕事されているようにも見えるのですが、内心打ちのめされた!という気持ちもあったのですね。

井下
システム部署で仕事していく上での理解も、企画内容を理解する深さも、足りていなかったように思います。企画がどう成り立っているのかを正しく理解できていませんでした。目の前の依頼内容が、システム観点で設定とどう結びつき、何を考慮する必要があるのか。ちゃんと懸念を表現できるようになることが大事だと、異動直後の12月から早々と認識しました。

― システム業務に関わる上での課題点を早々に掴んだのですね。そこからどのように業務に従事されたのですか?

井下
積極的に実務に関わるようにしました。とにかく案件を自らとりに行って、自分の経験にする。見聞きしただけではどうしてもスキルとして不十分なので、使いこなせるように実務経験をつみました。

― なるほど。

井下
あとは、ものすごく質問をしまくりました。どんな案件も事後報告にはせず、とにかく「連絡」と「相談」を徹底してやり取りしていた記憶があります。座席も部署リーダーの隣に座らせてもらって、リアルタイムで確認しながら対応し、学んだことをメモや資料に残してノウハウ化するのに務めました。

― 業務の理解を深め、何としてでも吸収してやるぞ!という強い覚悟を感じます。

井下
本来は、僕がシステム部署に入ることで、体制が強化され部内の工数も削減できるはずだったのですが、最初の内はリーダーの時間をかなり割いてもらっていました…。でも、時間を割いてもらった分、いち早く実務を任せられるレベルに成長しようと、本気で取り組みました

― システム部署での活躍の背景には、並々ならぬ努力が隠れていたのですね。CRM企画からシステムへの異動について、大変な点もあったかと思うのですが、井下さんの内心としてはどのようにお感じですか?異動して良かったのか、本当はCRM企画の仕事を極めたかったのか…。

井下
CRM企画の仕事も学びが多かったのですが、僕自身はシステムの仕事に取り組めて良かったと感じています。システムの裏側やバックオフィスの仕事を、販促部署の経験を踏まえて経験できるのは、なかなかないチャンスですから、これを機に通販ビジネスでひと皮むけた存在になりたいです。

この先のビジョンは?どんな風に働きたい?

― 今までの話からも垣間見えてはおりますが、改めて、システム部署の仕事のヤリガイを教えてください。

井下
自分がシステム的に関わった施策がスムーズに具現化でき、大きな結果につながると、大きなヤリガイを感じます。僕自身もそうですが、企画する側が頑張って考えた企画を、システムという別の立場から協力して、つつがなく実行し成功できる経験は貴重です。企画者と一緒になって考え抜く…なんだったら企画者よりも企画のことを考えているようにすら思います

― 本当に「考え抜く」の姿勢が徹底していますよね。一切の不具合やお客様への不都合が生じないよう具現化する…これも会社理念の『すごいのだそう』のひとつだなと感じます。

井下
ちょうどいま、大きなサービス変更の波が落ち着いたタイミングでして。ここからは新しい戦略がどんどん動き出します。いち早く成果につなげるためには、依頼に応えるスピード感も要求されるので、今まで以上に「考え抜く」を徹底し、期日より早く仕上げていく気概をもって望んでいきたいと思います。

― アツい想いで仕事されていますね!井下さんの今後の展望もお伺いしたいです。システム部署で、こんな風に働きたい、こんな仕事をしてみたい、等のお考えはありますか?

井下
まずはシステム部内をしっかり盛り上げられる役割になりたいと考えています。任されるフィールドが増える上で、自分と関わって仕事をしてくれる人たちとは、楽しんで仕事がしたい。メンバーがずっと明るく、前向きに働ける部署でいられるよう、自ら働きかける存在でありたいと思います。

― 非常に共感します。一緒に目標に向かって進んだり、困ったときに助け合えるのが、チームで仕事する強みだと思います。その上でも厚い信頼関係を築く意識って重要ですよね。

井下
会社や上司、同僚、他部署メンバーに求められている事柄に、バッチリ応えたいなと思っていて。さらに実力を磨いて、部署リーダーの仕事をフォローでき、任せてもらえるようになりたいです。部署に新たに人が入って後輩ができたら、ここ(システム部署)に入って良かったなと思ってもらえるような、そんな環境づくりに貢献したいです。

― 井下さんの人柄がにじみ出ていますね。CRM企画の仕事をされていた時からそうですが、よく井下さんに個別に相談しているメンバーを社内で見かけていました。コミュニケーションを大切にして、たくさんの人を支えている存在なのだと強く実感しています。

井下
ありがとうございます…!加えて、やっぱり仕事の範囲ももっと広げたいですね。KCシリーズモリシリーズの新しい施策が今後もどんどん出ていきますし、サービス拡充に向け新たなシステム導入も検討が進んでいる状況です。自分が出来る範囲を増やして、さらに頑張っていきたいと思います。

仕事内容がガラリと変わりながらも、前向きに仕事に打ち込み、着々とスキルアップする井下。3年、4年、5年…と、この先どんな風に変わっていくのか、活躍が非常に楽しみです!

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執筆:住吉泰地(すみよしだいち)
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